宝塚のリーダーと子どもたちに会ってきた。

9/18.19で宝塚に行って来ました。


目的はリーダーズカフェとリーダーズカフェが運営している宝塚つばめ学習会の見学です。

宝塚つばめ学習会は無料塾として宝塚市内の子どもたちに無料で学習支援を行なっています。そしてその運営の中心がリーダーズカフェです。大学生、社会人ボランティアが中心となって学習支援を行なっています。それだけではなく、リーダーズカフェでは「日経新聞を読む会」など学生の学びとなるコンテンツも多数用意されています。(羨ましい・・・)

代表の方とはクラウドファンディングのご縁で以前は埼玉でお会いしました。その時に「実際に見に行きたいです」とは言ったものの宝塚とは物理的な距離もあり、学習会開催の時に訪れることが難しい状況でした。そしてこの9月にいい具合に日程が空いたので念願の訪問です。

宝塚つばめ学習会

まずは、学習会の見学です。3会場を回らせていただきました。子どもたちは初めて来た見学者(私)に対しても温かく接してくれました。勉強の話を始めても嫌な顔せずに話をしてくれました。もちろん学習にも意欲的。学習会の雰囲気もとにかく明るいです。

このような場面は教育実習でも経験しましたが、まずこちらから積極的に話しかけて距離を縮めていくことが普通です。しかし、初めてかつ埼玉からの見学で次いつ来るかわからないという中でも子どもたちから話しかけてくれました。

無料塾がつくる理想的な関係性

なぜこのように子どもたちは学習、人間関係に意欲的なのでしょうか。考えてみました。

それは有料塾ではつくり得ないボランティアと子どもたちの関係性だと思います。そこに人と人が本当に関わり合っているという感を受けました。また、つばめ学習会では講師、子どもともに勉強、人間関係に関してチャレンジングなんです。

これが有料塾だとそうはならないでしょう。特に講師の側が難しくなります。講師はいわば子どもたちからお金をもらっているのです。だから、関わる中でどうしてもお金の存在がちらついてきます。(しかもこれは残念ながら年数を経れば経るほど感じてきてしまいます。私もここ数年で感じてきてます。苦しい・・・)

じゃあ、実質無料の小中学校ならどうか。それも完全には難しいと思います。今度は子ども側が難しくなります。子どもたちは学校に対して義務感を持っており(これは本来正しくない。子どもは教育の義務を有していない。保護者が教育を受けさせる義務を有しているだけであるが誤解されている。)、関わりの中でその義務感が入っています。また、子どもが義務感を感じていなくても、教員の方に公であるからこその平等意識を関係の中に持ち込まなければならなくなります。

つばめ学習会では一人の子どもに対して講師の方が素直に関わることができる場であると思います。また、そのようであるからこそ、子どもにとっても安心感がある温かい場になるのではないかと思いました。

そして温かい場であるから子どもたちも急に来た大人(私)に対しても温かく接してくれたのでしょう。

リーダーズカフェの方々

もちろん、このような場はリーダーズカフェの方々の運営方法、ボランティアの方々の愛情の賜物です。(様々なチャレンジがあったと伺いました。)

学生さんとも関わることができましたが、どの方も面白かったです(funnyでもあり、interestingでもある)。自分が学生の時にこのような体験ができればなとも思いました。

まあ、私はもうその年に戻ることはできないので、今後そのような場やコンテンツを作り上げることを目標にしていこうと感じました。

リーダーズカフェの皆さん、宝塚つばめ学習会の皆さん本当にありがとうございました。伺えるまたの機会までに私自身も、FUNRISEも成長していきます。


追伸:宝塚は坂が多い印象を受けました。そのおかげで夜景がとても綺麗です。ぜひまた行きたいです。

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