春見咲良
コラボアートカフェあめだまの『店長候補生◎パレット奮闘記』から書いた、くまさんとうささんの日記調SSをまとめています。
去年の秋頃から、手紙や小説といった文章を書けなくなっている。 書こうかな…と思う時はあれど、書きたいってなって実際に書き出すことが出来なくなった。 「誰かに向けて」「誰かを想って」書いてたつもりだったけど、そうあって欲しいだけの押しつけだろってなって、書くのが怖くなってるんだ。
それしか出来ない、それだけに一点集中できる、そんな人になってみたかったなぁ…と、無い物ねだりで隣の芝生。
秋ごろから結構、自分の中にあったはずの「好き」が見当たらないことが増えて。 小さくなって消えてしまったのか、どこかへ行ってしまったのか、かくれんぼしてるのか…分からないけど。 私の「好き」まで、迷子スキル身につけなくていいのにってちょっと思って、少しだけ笑うことができた。
改めて、本人の声で話されるとやっぱり「あぁ、本当にもう大丈夫なんだね。大丈夫だと思える人に、チームに出会えたんだね」ってすごい安心できる。それだけ頑張ってきたし、そういうあなたをちゃんと見て受け入れてくれる人は居るんだよって。 うん…本当によかった。
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やりたいことをやって良いんだよ。 助けになってくれる人がちゃんと居るから。 怖がらなくて良い。 我慢なんてする必要ない。 素直な気持ちを言葉にすれば良いんだよ。 応えたいと思う人はもうそばに居るから。 諦めなくて良い。 遠慮なんてする必要ない。 だって、見てみたい景色があるのでしょう？ だって、描いてみたい夢があるのでしょう？ だって、手に入れたいものがあるのでしょう？ 良いよ、うまくいかなくたって気にしない。 大丈夫、誰もあなたを責めることはしない。 動
自分だけの特別な何か、なんて私はひとつも持ってない。そんなんもう嫌というほど言われてきたし、思い知らされてるよ。だからできること、やれること必死に増やして、自分も参加できる場所や必要とされる場所、特別じゃなくても居ることを許される場所を探してる。 本当、滑稽だよなぁ…
金が無いから働かなきゃって思うのに、増やすとメンタル崩れて暴飲暴食に走り、結局マイナスになる悪循環。生きるのって面倒で大変ね。 生きなくていいようにならんかな…ならんか。
「やりたいからやる」 「とりあえずやってみた」 「後先とか知らん！」 「嫌なものは嫌だ！」 「好きを否定されたくない」 「好きを押し付けないでくれ！」 「ただ、好きだから手を伸ばした」 そんな風に生きる自分を、許せるようになれたら良いのだけどね。
昨夜、というか今朝方に前にも見た気がするイヤーな感じのまとわりつく夢を見て、こらアカンわ…と今日は神社に行ってきた。 おみくじは、力を抜いて自分を楽にしてあげましょう。だった。 色々と考えて気にしすぎなのかもしれないなぁ…と、思った。
生きててくれればそれで十分、と言うけれど。ぶっちゃけそれが1番しんどくて大変なんですよね。 今はむしろ、生きるのやめて良いよって言われたい感じ。
自分の好きを、次々と否定されたり馬鹿にされたりしてるうちに、自分の好きも信じられなくなって分からなくなって、気づけば自分で否定したり馬鹿にしたりするようになっちゃうのだなぁ…
死にたいとか、生きる理由がないとか、そんな上等なもんじゃなく、単に生きるのがもう面倒なだけなんだけどなあ…と、いろんなものを見るたびぼんやり思う。
信じられない、信じようとしないのは自分自身。それで信用されたい、愛されたいと思うなんて虫が良すぎだろうと思うのに、実際にそうなりそうになればすぐ、後で捨てられるのが怖いからと、自ら先に手を離すんだ。
あー…やっぱり自分ってダメなんだなって、自分自身に失望してあっさりと諦めてしまうのが、きっと1番楽なんだろうと思う。 いつからかずっと、何も気にせず自由に出来るなら、存在を消してしまいたいという気持ちが自分の内にあり続けているんだ。
