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2020年夏に描いたウキヨエ

いしづか

2020年6月～9月前半までの期間で描いたウキヨエ。

概要
2020年6月にファンアート描く専用（ほぼニンジャスレイヤー専用）のTwitterアカウントを作成してから9月前半までのウキヨエまとめ。
色々描いたなーと実感する用。メモ。
絵→感想、という順で書く。

ウキヨエ

エルドリッチ。これだけ別のアカウントでつぶやいてる。
初のウキヨエがエルドリッチ。なんでだろう…。
描いた当初はジェノサイドと左右対称に並ばせるバストアップのイラストにしようと目論んでいた気がする。
そのためにまずは各キャラクターの全身図に近いイラストを描き、後からくっつけようとしていた。


ジェノサイド。
先のエルドリッチと合わせて一枚の絵にする予定だった絵（結局今に至るまで一枚の絵にしていない…）。
無印コミカライズ版を参考にして描いてみたけれど、ちょっと華奢になってしまったなーという印象。余湖先生の作画みたいに上半身に厚みや大きさを感じさせる絵でないと巨躯感が出ないように感じた。


ザ・ヴァーティゴ＝サン。
なんとなく描いた絵。自分にしては珍しく短時間で仕上げた（とは言っても5時間くらいはかかってる。非常に筆が遅いので…）。
上の2枚とはうって変わって厚塗り風に描いたもの。
2019年に厚塗りについて悩みまくっていたので、年明け以降厚塗りのイラストを描くのを止めていた。そのため急に厚塗りをしたくなった自分に驚きつつも、これはいい傾向だぞと思って描いた。結果的にちょっとだけ厚塗りに前向きになれたので嬉しかった。


ニンジャスレイヤー。
唐突に描きたくなって描いた絵。グリザイユ画法で描いた。これまでグリザイユ画法に対して苦手意識があったけど、この絵でちょっと払拭できたので嬉しかった。コツが掴めた結果だといいな。以降の絵はすべてグリザイユ。
個人的にはマフラーが背景に回り込んでいる部分がお気に入り。


ダークニンジャ。
細かい部分で結構悩んだ絵。まず刀を上向きに持たせるか下向きに持たせるかで悩み、メンポのデザインが自分で描くとどうやってもダサくなることで悩み、腕の甲冑みたいな部分が良くわからなくて悩んだ。
背景の枠みたいなやつのデザインが気に入ってる。ザイバツマークなんかおしゃれっぽく見えるので好き。



ディプロマットとアンバサダー。イマジナリ版。
初めてイマジナリデザインで描いた。「かっこいい男性」とか「美人な女性」は公式デザインに寄せられるけれど、「儚げ、カワイイ重視」なキャラクターになると手癖が光の速さで先走り自分の性癖に寄せていくことが判明した。
自分の美少年キャラクター造形の源流は恐らく大和和紀先生の描く少年だな…と痛感した。
（母世代の漫画なので同年代で共有できる人はあんまりいないような気がする。悲しい。）


荒野の三忍。
日頃から大変お世話になっているラズメ倶楽部(※)に投稿したイラスト。テーマが水鉄砲だったので、水着美少女の絵がたくさん投稿されるであろうことを鑑み、ハードな男三人衆の絵にしてみた。（たまには渋めなお茶を間に挟むのも良いのでは…という心持。）
フジキドのズボンのしわを丁寧に描いたのに、ジェノサイドに見事にぶっ潰されている。

※ラズメ倶楽部：お絵描き配信者ラズメ氏のYoutubeチャンネル。主に作業配信を行っているが、まれにテーマを提示し視聴者からイラストを募集することがある。募集したイラストは配信内で紹介し皆で絵を見て楽しむハートウォーミングなイベントを開催している。


ブラックドラゴン。
メンポを何度描き直してもカッコよくならない！ナンデ！？という無限ループに引きずり込まれそうになった絵。
一度描き終わってもしばらくすると「あれ、やっぱ何か変じゃね…？」と思って何度も線画修正を重ねた。
加えて、全体的に色味が黒いのでグリザイユでどうやって着色するか悩んだ。
結果的には最初に想像していた完成図に近い色味に持って行けたので満足している。


師父の仕度を手伝う双子（双子はイマジナリ）。
問題作。ニンジャスレイヤー（フジキド）を描いて以降、調子良くやってきたグリザイユのやり方を再度改善する必要を感じ始めた絵。
この絵の最大の問題点は圧倒的なレイヤーの多さ。たった３人の人物＋小物数点、かつ背景無しであるにもかかわらず、レイヤー数が97枚になってしまった。
これだとレイヤー管理が複雑になるうえに、処理も重くなる。このままこれが改善しない場合、背景をしっかり描き込んだイラストではレイヤー数は200枚近くなってしまう可能性が高い（少なくとも150枚は確実に超えると思う）。

…というか、単純にこんなシンプル極まりない絵でレイヤー97枚はさすがに多すぎる！逆にどこにそんなレイヤー使う要素が！？と自分でも疑問に思っている。無駄を省こう。もっとクリスタの機能を信じよう。というかもっと機能を勉強しよう。


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例の動画のなんか。
問題作。一応弁解すると手書きで制作しており、スクリーンショット等を切り貼りしたものではない。あと多方面に配慮し被写体の顔の一部を隠し、手書きではあるがロゴっぽい部分にはモザイクを施し、手前にコメント入力されたようなピンクの文字は人の名前なのでこれにも一応モザイクを施した。
この絵をTwitterのつぶやきに載せることは決してないが、モチーフとなった動画が好きすぎるためTwitterのヘッダにしてひっそりと楽しむ用にしようと思っている。


まとめ
6月から9月前半までで11枚のウキヨエを描いてきた。個人的にはちょっと作画速度が上がったかなーと思っているけれど、客観的にみて3か月ちょっとで11枚はあんまり速くはないな…と思う。
速さがすべてではないけれど速ければその分描きたいものがどんどん描けるのでもうちょっと速度を上げるために工夫したほうがいいかもしれない。

また、途中で線画重視→グリザイユ（面で陰影をつける）に気分が変わって苦手だと思っていた画法がちょっと克服できそう…！と希望が持てたりしたので、気が向いたらどんどん別の画法も試してみたい。



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