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自分の衣食住に徹底的に向き合う習慣
物欲が全くなくなった。
学生の頃や不特定多数の人と関わる前職では、
同じ服を着ていると思われたくない
おしゃれに見られたい
SNSで流行っているから欲しい
買い物でストレス発散したい
そんな気持ちで毎週毎週物を買っていた。
元々物欲は強いタイプだったが、だんだんとそんな生活に疲れてきていたのだと思う。
買う時は興奮状態で買うものの、家に帰るとまた買ってしまったと自己嫌悪に陥る。
また買ったと思われたくなくて、クローゼットに隠したり、前から持ってたと嘘をついたり。
物を買うことが幸せで、そのために苦労してたくさんのお金を得ることが重要なのだと周りから迫られているような、そんな苦しさもあった。
今以上に物を買っていたし、保持していたのに健全な消費はできておらず、全く満たされていなかった。
コロナ禍を機に物を手放す
コロナ禍で外になかなか出られなかった時に、掃除にハマり、いらない物をどんどん手放した。
すると、今まで自分がどれだけ適当に物を買ってきたか必要のない物を持ち続けてきたのかを痛感した。
苦しいことも多い反面、テレビやSNSでこれがあると便利、マストバイ!そう迫られて買っていたものは、自分の生活と照らし合わせた時に必ずしも必要ではないのだと気づくこともあった。
自分の衣食住にとことん向き合う
今ではワンシーズンに大体3パターンの服を繰り返し着ている。
悩まなくていいし、選ぶ楽しさも程よくある。
自分の生活スタイルや気分を考えた上で、これくらいがちょうどいい。
服だけでなく、食事や家の中についても同じように自分にとっての心地よさを考えるようになった。
お肉ばかりの時はなんだか胃もたれが酷かったが、魚や豆腐をメインにする日も作るようになってからは調子が良い。
楽さを追求して仕事の昼食はおにぎりだけの時もあったが、
作り置きを詰めるだけの簡単なお弁当の方がホッと癒される。
毎日毎日ノートに思ったことやこうしたいということを書いて、考えて、改善する。
目指すべき幸せは人によって違うからこそ、どうあるのが自分にとって幸せなのか、心地よいのかを考え続ける。
自分の衣食住の正解は、自分の中にしかない。
周りを見ていると、もっと買った方がいいのかな、反対に、もっと物を減らさないといけないのかな、
そんな気持ちになってしまうこともあるかもしれない。
けれど、人によって管理できる時間やキャパシティ、生活リズムは全く違う。
他の誰かがこうした方がいいと言っていたからといって自分に当てはまるとは限らない。
他の誰かと比べてではなく、自分にとっての心地よさを探す。
それを繰り返すうちに、
宝くじが当たった!仕事で褒められた!
そんな、目に見えていいことがなくても、悪いことがないだけで幸せな日なのだと思えるようになったと思う。
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