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今週末公開の注目新作映画を紹介します!

おはようござます。夏目です。
毎週金曜日にsutand.fm「もっと映画が好きになるラジオ」で週末に公開する新作映画紹介をしています。

個人的に今週は観たい作品が目白押しで、普段は3~5本の紹介なのに今回は7本の作品を紹介しております♪

以下、紹介している作品についてちょこっと書いているのでラジオではなく文字でササっと知りたい方は参考にしていただけたら嬉しいです。

ラジオはこちら

では早速1本目から!

■ノースマン 導かれし復讐者

「ライトハウス」のロバート・エガース監督が、北欧の大地を舞台に繰り広げられる、1人の男の復讐の旅路を描いたアクション大作。

実はこの作品、最初注目していなかったのですがロバート・エガース監督を調べていく内に”観たい度”が急上昇した作品です。

なので、まずは「ロバート・エガース監督って誰?」という方は監督の前作・前々作の予告を観て頂きたいと思って予告のYouTube動画リンクを貼ってみました!

「ウィッチ」

「ライトハウス」


、、、どちらも怖そうではありませんか?

恐らくロバート・エガース監督は人間の狂気や恐怖の根源がどこにあるのかを探求しているのだと思います。なので予告から不穏な空気を感じるこの2作ですが、映像からも音楽からもこの作品への興味が湧いて是非観てみたいと思いました。

この2作の予告を観たら、ロバート・エガース監督最新作も気になりますよね?

今回も怖いのかな、、、?
と不安になったのですが「ノースマン 導かれし復讐者」は神話や伝説をベースにした復讐劇なので、ホラー的な怖さはないはず。ないよね?

なので、劇場で観てみたいと思っております。


■シャドウ・プレイ(完全版)
「天安門、恋人たち」のロウ・イエ監督が、天安門事件が起こった1989年を起点に、社会主義市場経済が押し進められ激変する中国の30年間と、香港・台湾との離れがたい関係を、ある家族の姿を通して描いたクライムサスペンス。

この作品も公開を待っておりました!
中国映画界は常に検閲と当局からの監視との闘いがあると思います。
「シャドウプレイ」を製作したロウ・イエ監督は上映禁止になる作品を何本も制作したり、製作した作品が国際映画祭で受賞したことにより、撮影禁止が課せられてきた監督なので当局の監視がもっとも厳しい映画監督の一人だと思います。

そのような状況の中で、今回の「シャドウプレイ 完全版」は検閲対象となりカットされた映像を復活させての上映となるので、これは見逃せない。

まさに激変の30年を過ごした中国を垣間見れるであろうこの作品、大注目です!


■ヒトラーのための虐殺会議
第2次世界大戦時、ナチス政権が1100万人のユダヤ人絶滅政策を決定した「バンゼー会議」の全貌をアドルフ・アイヒマンが記録した議事録に基づいて映画化。

映画館フロアでチラシを手に取った時から見ようと思っていた映画です。
邦題が何とも強烈ですよね。

「ユダヤ人問題の最終的解決」について話し合われ、決定が下されたという「バンゼー会議」をどの様に描くのかとても気になります。

公式HPには、映画を観る前に歴史的背景を復習出来るよう「COTEN RADIO|歴史を面白く学ぶコテンラジオ」という音声配信番組のリンクが貼られていました。

映画を観る前に、もう一度第二次世界大戦について復習するのも良いかもしれません。たった90分で史上最悪の結論が出された会議の全貌を劇場で見てきたいと思います。


■エンドロールの続き
インドのチャイ売りの少年が映画監督の夢へ向かって走り出す姿を、同国出身のパン・ナリン監督自身の実話をもとに描いたヒューマンドラマ。

今週は重厚感たっぷりな3作を紹介してきたので、この作品でほっこりしましょう♪「エンドロールの続き」はパン・ナリン監督の自伝的作品でもあり、映画に恋する少年が主人公の物語です。

そうなったらもう、映画愛溢れるドキドキワクワクな作品になりますよね。
作品内ではリュミエール兄弟、エドワード・マイブリッジ、といった巨匠監督へ捧げるオマージュがちりばめられているそうなので、映画前史を話しているラジオとも相性ピッタリです!

映画に登場するインド料理もおいしそう。
この作品もぜひ観たいです!


■母の聖戦
誘拐ビジネスが横行するメキシコを舞台に、我が子を取り戻すべく奔走する母親の姿を、実話をもとに描いた社会派ドラマ。

「エンドロールの続き」でホッとしたのもつかの間、またシリアスな作品の紹介です。

昨年「息子の面影」というメキシコ映画を観て、この国の現状に驚きました。子どもが犯罪に巻き込まれることなく、大人になるなんて不可能ではないかと思ってしまう状況には、一体どうしたらいいのか、解決策があるのか全く分かりませんでした。

それくらい、世界には日本にいる私たちには想像できない厳しい現実があるのだと思います。

恐らくこの作品も「息子の面影」に通じる作品だと思うので、観るためには気合が必要だとは思うのですが、是非観たいと思っている作品の一つです。


■パーフェクトドライバー 成功確率100%の女
「パラサイト 半地下の家族」で半地下の家族の長女役を演じたパク・ソダムが、凄腕の運び屋を演じたカーアクション。

こちらは韓国のアクション映画。
主役パク・ソダムが観たくて注目作に選びました。

「パラサイト 半地下の家族」は作品自体も面白かったですし、パク・ソダムが演じた美術教師役も素晴らしかったなぁ。今回はカーアクションに挑戦しているので、「パラサイト」とは全く違うパク・ソダムを観れると思うので楽しみです!

実はカーアクションが好きなのかも、、、と最近気づきました。
大きな車体をアクセル、ブレーキ、ハンドルテクニックで巧みに操る姿は単純に格好いいですよね!私めちゃくちゃ運転苦手なので憧れちゃいます。
車庫に入れるのとか、縦列駐車なんてお茶の子さいさいなんでしょうね、、、。良いな。

この作品も観たいです!


■グッバイ・バッドマガジンズ
男性向け成人雑誌を作る人々の奮闘を描いたドラマ。

最後に紹介するのは、男性向け成人雑誌の編集部を舞台にした日本映画です。わたし男性向け成人雑誌を自分で買ったことが無いですし、中もちゃんと見たことはないのかも、、、。と気づいて、一度しっかり読んでみたいと思いました 笑

紙面にはどんなコーナーがあるんでしょう?
意外にまじめな記事もあるのかな??

Netflixドラマの「全裸監督」を見ましたが、日本のエロ文化も面白いですよね。市場もかなり大きいのだと思いますし、、。

とにかくフワっとしたイメージしかない業界なので、この作品はとっても興味があります。
この作品も是非観てみたい!

以上今週の7本でした!

こんなに観たい映画があるって幸せです。
どれを観ようかな~。。。


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