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人魚と零れた星の夜(まずはUP~)
人魚が尋ねると、光の粒は、嬉しそうに輝きました。
「そう。あなたは星なのね」
人魚も嬉しそうに微笑みました。
「とっても小さいから、きっと生まれたばかりの星なのね。ねえ、星はどうして落ちてきたの?」
人魚は、昔、群れとはぐれそうになったことを思い出しました。
「空からはぐれてしまったの?」
星は、きょとんとした様子で輝きました。きっとまだ、自分がどこにいるのかも、わかっていないのかもしれません。けれど、他の星たちは、さぞ、心配しているだろうと人魚は思いました。なんとかしてあげたいと考えていると、とんでもなく良いことを思いつきました。
「そうだ!泳いで空まで連れて行ってあげよう!」
はい、なんとかUP~
ちょっと迷うところもあるけど、
まずはUP~
ということで、おやすみなさい。
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