舞雪空

よろしくお願いします。 自分の作品の中では つぶやきで書いた 赤い糸がお気に入りです…

舞雪空

よろしくお願いします。 自分の作品の中では つぶやきで書いた 赤い糸がお気に入りです。 (最初から2番目) お時間があれば 是非読んで下さい(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”

最近の記事

桜庭一樹さんの「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」を読了しました。 読んでいる時は先が気になり 咀嚼する事でいっぱいになってしまうのですが 読み終わってふと思い返すと泣けてくる お話でした。

    • 気泡は海面へ昇る

      海の気泡を集め閉じ込めた様な緩衝材    僕は指、爪をつかって薄い膜を割る。 膜から外へ逃してあげる。 気泡は雲が泳ぐあの青い空へ 星が群れをつくって流れるあの暗い空へ 昇って行く。 ずっとずっと果てしなく海面を求め 昇り続ける。 海面から顔を出した。 あの泡沫は何を見るのだろう。 空気という膜に閉じ込められた。 地球と僕らが居るのだろうか。

      • 長野まゆみさんのレモンタルト読了しました。

        • 深海に沈めて

          貴方への恋心を深海に沈めよう。 冷たい海の底で 押しつぶされて水屑となってしまえ…。 それでも貴方の笑顔を見るだけで 深海から釣り上げられ 恋心は膨張し 空気に触れ 呼吸して 五感を感じ 熱を帯び 鼓動する。 私は貴方に溺れてしまいました。 貴方は溺れた私に 息を吹き込んでくれますか?

        桜庭一樹さんの「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」を読了しました。 読んでいる時は先が気になり 咀嚼する事でいっぱいになってしまうのですが 読み終わってふと思い返すと泣けてくる お話でした。

          西加奈子さんの白いしるし 読了しました。

          西加奈子さんの白いしるし 読了しました。

          ガムと言葉

          ガムと言葉はどこか似ている。 ガムはよく噛んで味を楽しむ。 言葉はよく噛んで意味を考える。 ガムは膨らませて楽しむ。 言葉は想像を膨らませる。 でも違う点もある。 ガムはいずれ味が無くなってしまう。 言葉は味(意味)が無くなることはない。 ガムは飲み込む事が出来ない。 言葉は飲み込む事が出来る。 何だか面白い。

          ガムと言葉

          シャンプーとリンスの様に

          私がもし泣いていたら シャンプーをする様に 私の頭をその手でわしゃわしゃとかき撫でて きっと嫌な事は心から剥がれて浮いて 涙と一緒に流れていくから。 でも優しく撫でてね。 そしたら優しく抱きしめて。 リンスをする様に きっと心の傷も優しくなる。 貴方で潤うから。 でも涙が止めば貴方はいつも通りね。

          シャンプーとリンスの様に

          僕のダイヤモンド

          「今」を刻むダイヤモンド ダイヤモンドは小さい僕の背よりおっきく 横幅も細い僕よりおっきい。 小さな部屋にいっぱいいっぱいだ。 ダイヤモンドはゆっくりと バレリーナの様に優雅に回っていて レコードの針の様な物で 削って「今」を刻んでいる。 レコードのようでもあり まるで時計のようだ。 ダイヤモンドは硬い でも針はもっと硬くて ダイヤモンドがどんどん削れて行く。 ダイヤモンドはいつか 削りきられ無くなってしまう。 少し恐い。 でもこのダイヤモンドに楽しい事で いっぱ

          僕のダイヤモンド

          君が好き。 僕の脈と君の脈を繋ぎ お互いの小指に結びましょう。 この赤い脈は伝って 君の鼓動を感じ 君の温もりを知る事が出来る。 僕と君にはお互いに脈がある。 この幸せを赤い脈を伝って 速なる鼓動をこの赤い糸を伝って教えるから、 どうか気付いて下さい。 「君が好き。」

          君が好き。 僕の脈と君の脈を繋ぎ お互いの小指に結びましょう。 この赤い脈は伝って 君の鼓動を感じ 君の温もりを知る事が出来る。 僕と君にはお互いに脈がある。 この幸せを赤い脈を伝って 速なる鼓動をこの赤い糸を伝って教えるから、 どうか気付いて下さい。 「君が好き。」

          窓から覗く世界は 夜で真っ暗闇です。 夜空は曇っていて 星の子達は顔を隠して一段と暗いです。 でも家の光は星の様に 街灯の光は優しく一枚一枚広がり  まるで夜でしか生き得ない 儚い花のようです。 空には優しげな光で照らす朧月が 辺りの雲の靄を晴らし照らしています。

          窓から覗く世界は 夜で真っ暗闇です。 夜空は曇っていて 星の子達は顔を隠して一段と暗いです。 でも家の光は星の様に 街灯の光は優しく一枚一枚広がり  まるで夜でしか生き得ない 儚い花のようです。 空には優しげな光で照らす朧月が 辺りの雲の靄を晴らし照らしています。