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私が今こう無能力なのは、努力を放棄してきたろくでなし生活のつけでもあるし、同時に努力せずとも付与される筋力みたいなものはなかったとも言える。
自分に今ある程度の自由(とそれをどうにか行使したいという思考)が存在することを考慮すれば、いかに恵まれているかを痛感する。それなのにこのまま笑えない体たらくのまま何も愛せず愛されず自分のことを好きになれぬまま、中途半端に恵まれた人生でしたなんて言い続け、なお圧倒的に恵まれている人々が独創的に、正しく、輝いていくのを見て、腐っていく。このままだと。
自分の宗教には名前がないだけで、自分も結局はメシア思想のような希望を抱いている。こんなに苦しくたって、都合の良い妄想で浮かれることだってできる。でも現実は、待っているだけで訪れる幸運なんてあってないようなもの。あっても、結局それを掴み切るには自分の行動と意志がいる。

Dearわたし。もうそろそろ向き合いませんか。何千何万回と言ってきたこの言葉、2024、ぼーっとしてたって高彩度できらきらしている季節の終わりに、自分のものにしませんか。
それは、自分のような非博愛主義者がどんなに大人になったって拭えない、自分より恵まれている(と自分が線引きしてしまう)人への羨望と妬みに呑み込まれないよう。またはそんな人々ばかり幸せになっていく(ように見える)世界へのアンチテーゼとしての生き方として。

そんなことを思いながらつかの間の雨上がりにだいすきな街の本屋からの帰路につき、途中でキウイ2玉買った、2024夏の終わりでした!夏LOVE

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