レオス・ヴィンセントの静かなる偉業

これはVtuberというカテゴリ自体がなんとなく苦手でハマりたくねぇなとさえ思っていたオタクがコラボカフェに行く程度にはハマってしまった原因を書き留めておく備忘録です。

Vtuber、人気だな…

でもなんか…なんか苦手なんだよなV…

推しもどんどんV化していくがそれは推しがVになるから見るのであって、本業がVtuberの人にハマる気はまったくしねぇな～～～～～～

とずっと思っていたオタクの元に流星のごとくマジで唐突にズドガシャンボーンと現れたVtuber、それがレオス・ヴィンセント。

なんかＴＬやトレンドが賑やかだな、と思ったらＶの事務所？から新人？が出たらしくってそれが面白いって話らしくってしばらくレオス・ヴィンセントの名前やファンアートを見ない日はなかったというくらい。

ファンアートの感想イラストからなんかもうすでに面白そうだし、フォロワーも別にＶ好きが多いわけではないのにみんな彼の話をしている。

同好の士しかいないフォロワー、そのフォロワーたちが一様に気にかけているレオス・ヴィンセント、何者だ…？となり、うっかり初配信のアーカイブを見に行ってしまった。

Vって3Dっぽいのだけじゃなくてイラスト2Dみたいなのがこんなに動くんだ！？って思ったくらいVに関しての知識は全くなかったです。

そうして見てみた初配信、

なんだこのＶ、うるっっっっっせえ～～～～～～！！！！！！！

見ててめっちゃ元気出る～～～～～～～～～！！！！！！

気付いたら数日後、魔界村半分くらいリアタイしてました　アレッ？

レオス・ヴィンセント、Vの新人さんとしてはなんか色々すごい記録を達成しているっぽいですが「にじさんじ久々の新人ということで注目されている」と語られていることが多くって、にじさんじの存在自体ほぼ知らないオタクとしては「？？？？？」という感じでした

にじさんじどころかVtuberをほぼ知らない、なんなら苦手だった私にとって「久しぶりの新人！」というラベルは彼を見る理由にも知る理由にもなってなかったからです。

きっと周りや世間にも（Vが苦手って人の数は置いといて）そういうオタクが多くって、Vtuberに興味のない人たちを相当数Vの世界に引き込んだんだろうな、とぼんやり思います。

それってめちゃくちゃにすごいことじゃないかなぁ。

二次元専門オタクや私のような三次元寄りオタクを全く新しいVの世界に引きずりこんだレオス・ヴィンセント。彼のおかげでVへの苦手意識が減り、同期を始め他のVの活動に触れるようにもなりました。

私の周りだけでも似たような人は結構いて、レオス・ヴィンセントがいたからこそVの文化に触れる人がかなり増えたんだろうなというのをひしひしと感じます。同日デビューは5人いたけど、最初はみんなレオス・ヴィンセントの話をしていてどんどんTLに流れるVの名前が増えていったのを覚えています。

Vはもともと人気だよ！というのは分かるんですが、やはり「新たにVに興味を持ってもらうきっかけ」となったレオス・ヴィンセントのもたらした功績はとても大きいと思います。自分自身が何年もジャンルを変えていなくって、新たなものにこんなにはっきり引き込まれたことが7…8…えっ何年振りマジで…？？？？？？だったので、本当にレオス・ヴィンセントの登場は衝撃的だったためその辺の印象を大げさに考えているフシはあると思いますけどね。いやーびっくり。

あとまあ個人的にはネタとか好みとかゲームチョイスとかがニコニコ動画出身者の匂いがして、世代的にドンピシャで楽しくって落ち着くってとこもあり…永遠の29歳マッドサイエンティストめ…

一番好きなマンガが桜蘭高校ホスト部って時点で同世代オタクとして全幅の信頼をおいてしまうだろうが！あと私はポルノグラフィティを「グラフティ」じゃなくて「グラフィティ」って言う人間を全面的に信頼しています！！！！！！！レオス・ヴィンセントはちゃんとグラフィティって言ってくれます！！！！！！！！！！意味や心や歴史の積もった名前とかをきちっと扱う人、誠実さがにじみ出て好き。

レオス・ヴィンセントが注目された一番の理由って絶対「久々の新人」ってとこじゃないよな～なんかもったいないな～～～と思ったこともあり自分のハマった流れやきっかけを今のうちにざっくり書いておこうと思い立ったのでした。もうハマってから結構経っとるが。あとこんなことみんなもう分かってるかもしれんが。

レオス自体の魅力とかそのへんはまあ割愛です

初配信を見て魔界村を見てデトロイトを見たらもうハマるしかないんだよ

あとレオスきっかけでコラボカフェ行ったし人生で初めて食べたハワイアンバーガーのおいしさにびっくりしました