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「好きなことで、生きていく」に潜んでいる別の意味

「好きなことで、生きていく」

これは、2014年11月のYouTube広告のキャッチコピーだ。

有名なキャッチでユーチューバーと言う言葉が広がり、楽してお金を稼げるというイメージが着き始めたのはこの頃かも知れない。

だが、時の流れははやい。たかが5年。されど5年。あの頃広告に使われたユーチューバーは今も売れているが動画の内容はだいぶ変わってきている。

マックスむらいさんはみんなでわちゃわちゃスマホアプリをやらなくなってしまったし、ヒカキンさんは商品紹介をあまりしなくなったし、はじめしゃちょーさんはやってみた系はあまりしなくなった。それだけ影響力をもったから、時代が変わったから。

YouTube文化をつくった人たちを0とすると今は1.5〜2くらいだろうか。少なくともライバルが何十倍にも多いし視聴者も多い。求められていることとやりたいことに違和感を持っているユーチューバーもいるはずだ。

モーニングルーティン動画など一時期流行ったが誰も自分の朝の生活を見せたいからやっているのではなく、みんなやっているからだったり、伸びるからだったり、視聴者のニーズに合わせているのだ。

好きなことで生きている職業のひとつにプロスポーツ選手がある。彼らは好きなこと=求められていることなのである。しかし、ユーチューバーはイコールにならない場合も多い。

「好きなことで、生きていく」と言う意味に(視聴者の)好きなこと、(Youtube(動画投稿活動)が)好きなこと(自分が)好きなことの3つの意味があったと私は解釈している。

逆に考えてみると、視聴者が好きじゃないこと、いわばニーズがない動画は伸びないし、YouTubeが好きじゃないことはそもそも向いてない。しかし、自分が好きじゃない、いわばやりたくないけど伸びる動画があるとする。やるだろうか。お金、生活のためならやるだろう。

書いているうちに、アーティストと似ているなと思った。アーティストは音楽が好きだ。でも聴いてくれる人がいないとお金が入らない。だからと言って、やりたくない音楽は作りたくない。うん、似ている。

芸能人が数多くYouTubeを始めている今でも本質は変わらない。この記事を読んでいるあなたは困っているのではないだろうか。次はどうやったら伸びるか書いていきたいなーと思う。





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