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初妊娠の日常記録【33歳】サイトメガロウイルス抗体なし

抗体を持っていなかった

妊娠初期の採血(私は妊娠10週目の健診でやった)で、サイトメガロウイルスのチェックもしました。
チェックはオプションで、2000円でできるとのこと。初耳のウイルスで何者かよく分からないまま、「何万円もするわけじゃないし、チェックしておくに越したことはないか」とお願いしました。

結果、私はサイトメガロウイルスにかかったことがなく、それゆえ抗体も持っていないとのことでした。つまり、感染に気をつけるべきだということ。

感染時の症状については、国立感染症研究所のページに詳しいことが書かれています。→https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/407-cmv-intro.html

抗体を持たない人が妊娠中にサイトメガロウイルスに感染した場合、胎盤経由で赤ちゃんにも感染することがあるそうです。

妊婦がCMV の初感染、再感染を受けた場合、あるいは再活性化を認めた場合、ウイルスが胎盤を経由して胎児に移行し、この病気を発症する。症状は重篤なものから軽症、 無症状まで幅広いが、一般的に初感染の場合に重篤になることが知られている。
国立感染症研究所

また、サイトメガロウイルスは日常にありふれたもので、日本でも大多数の人は大人になるまでに感染して抗体を獲得しているけれど、最近は減少傾向だということでした。

妊娠可能年齢の女性におけるCMV抗体保有率は90%台から70%台に減少していることが、いくつかの地域における研究で報告されている 
国立感染症研究所

抗体を持たない10〜30%に、私はたまたま含まれてしまっていたわけですね。
先進国になるほど抗体保有率は下がる傾向にあるようです。

どれくらい気をつけるべきか

ネットで検索すると、「そこまで気にする必要ない」「子どもが先天性サイトメガロウイルス感染症になってしまった」と、様々な情報が。

産婦人科からも、サイトメガロウイルス抗体を持たない人が気をつけるべきことがまとまった紙を渡されました。
問題は感染対策をどれくらい厳しくやるかってこと。

うちはペットもいないし、子どもはお腹の子だけ。つまり、夫との日常生活の中でどこまで徹底して気をつけるべきか…。

通っている産婦人科ではそもそもオプションの検査だったし、医師からも「これまでの生活で感染しなかったのだから、これまで通りで大丈夫でしょう」とは言われました。
調べたところ、胎児に感染して影響が出る確率はかなり低そう(これ!っていう数字はあまりなかったけれど、いくつかの情報をみたところ)。
だからこそ、オプションっていう扱いなんだろうなとは思う。

それでも万が一を思うとそりゃ心配。
このパンデミックのご時世的にも、トキソプラズマも抗体持ってなかったことをとっても、サイトメガロに限らず色んな感染対策をするに越したことはないし、一緒に色々調べた夫も「十分に低いリスクでも更に下げておくに越したことはない」と結論を出したので、現在はできることはなるべくする方針で感染対策をしています。

対策の一環として、うがいコップは夫用と私用に分けました。

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