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お金を使わず、時間を使うことで見えてくる幸せがあると思う

このところ、メンタル面での調子がすこぶる悪く、なんやかんやあって1ヶ月間休職することになった(休職にいたるまでの話は、また機会があれば)。

予期せぬ、一ヶ月間の休み。これからなにをして過ごそうか、などと考えていたのだが、自分の中で、ひとつだけテーマが思い浮かんだ。

それは、「お金をあまり使わずに過ごすこと」である。

僕はプロフィールにも書いてあるが、節約×貯金×投資で資産を増やすことを目指しているので、昔からなかなかの節約志向である。

ただ、ここ最近は仕事の忙しさを言い訳に、外食は中食が増えたり、以前なら絶対にしなかったであろう無駄な支出(自販機、コンビニ利用etc…)も増えてきたりと、節約はあまりうまく行っていなかった。

「せっかく休職して時間には余裕があるのだから、この1ヶ月間はしっかり体とこころを休めつつ、以前のような節約生活ができるように、生活態度を見直そう」と思った次第なのだ。

休職に入り、一週間程度が経ち、あらためて「お金を使わず、時間を使うことで見えてくる幸せってのがあるなぁ」と実感したので、今日はそんな話ができたらと思う。

お金を使わない生活で、どんな風に過ごしているか

休職したら、本当に時間に余裕ができた。毎日9~10時間くらい取られていた仕事がなくなったのだから、当たり前だ。

時間に余裕があると、節約への意識も高まる。

これまでは仕事の疲れからまったくする気の起きなかった自炊も、なんのその。

体力的にも余裕があるので、これまでは「ちょっと疲れたからタクシーを使おう」となっていたことも、歩いて移動する元気がある。

歩く、というのは本当に面白い。街を歩くだけで、さまざまな発見がある。

「こんなところに公園があったんだ」「ここの資料館、前から気になってたんだよなぁ」などなど、これまではなかなか目や足が運ばなかったところにも、アプローチできるようになった。

お金を使うのももちろん面白いけど

僕は浪費否定派ではあるが、過度に支出を制限するのも良くないと思っている。

支出は適切なモノ(コト)に対して、適度におこなえば、間違いなく人生を豊かにしてくれる。

だが、お金を使わない生活も同じくらい面白い。

節約、というのは頭をつかう。お金を使うことは簡単だ。

「どうしたらもっと安く済ませられるだろう?」「代替できる方法はないだろうか?」などなど、お金を使う場面で、まず頭脳が働く。

頭をつかうのは楽しい。これは、ただ漫然とお金を使うことでは得られない楽しさだと思う。心地よい快感がある。

ケチケチして生きるのは楽しくないけど、ある程度は支出に制限をかけ、お金を使わずに過ごすことが、人生を豊かにする一つの手段ではないだろうか。

なんてことを思った、今日このごろでした。



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