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もし天2022に参加してみて~第2話~

みなさん、こんにちは。もし天2022に参加した高校2年生のharuです。
前回に引き続き、もし天の振り返りをしていこうと思います。
今回はこれからどうしていこうかメインかな。

もし天の様子はSLAの方が「もし天ブログ」にまとめていますので、そちらをご覧ください。


シリーズ

・もし天2022に参加してみて~第1話~
 
もし天に参加しようと思った経緯や何を得たのかについてまとめます。
・もし天2022に参加してみて~第2話~ ←ここ
 
もし天で成長したこと、日常にどう生かしていこうかまとめます。
・もし天2022に参加してみて~第3話~ 準備中
 
もし天後の生活を実際にどう過ごしたかまとめます

1.成長したと思えること

もし天から帰ってきて数日が経ちましたが、成長してる点をかなり感じてきました。とりあえず今ざっくり思っていることをまとめます。

・天文のサイトやプログラムの使い方を知った
これは技能的なことですが、SIMBADやFinding Chartのありがたみを知った気がします。プログラムは個人的に大学生に教わって、こんな便利なものがあるのかと感動しました。
これは自分の研究に生かせるぞ!

・物の見方の切り口が増えた
すごく感動しています!これは研究のアイデアみたいなところなのかな。
Be星の研究テーマを考えているときに、あれ何で変光が観測されるものとあんまされてないものがあるんだろ、とか、恒星の周りのガスリングってどういう状態なの、とかたくさん疑問に思うところが出てきた。
もし天に行く前はこんなこと全然思わなかったのに。
もし天で研究テーマをひたすら考えていた経験が生きた気がします!

個人的には部活の後輩と一緒に研究テーマ決めとかして、新たな視点を提供してあげたい。

・賢い物事の進め方を学んだ
これは研究の進め方もそうだし、観測の仕方もそう。
大学生とか本格的な施設とか見てみて、参考にしたいと思うところがたくさんあったな。観測ログのこととか、議論の進め方とか。
ちょっとずつでも部活に生かしてこ。

また感じたことがあったら追記していきます!

(余談ですがもし天に参加したことで脱Youtubeに成功しました)

仙台市天文台!

2.もし天の魅力

私の思うもし天の魅力は、ずばり、

「グループワーク」

です。

これはもともと自分が天文の研究に触れたことがあったから、そう思うだけで、もし天文の研究が初めての人とかなら「実際に星を観測して研究できる」とかなのかもしれません。

でも私はやっぱりグループワークが一番有意義でした。

・思考が深まる
ホワイトボードに向かって意見を出したり、整理したりしていく中で、チームみんなの考えがどんどん深まっていった気がします。これもグループでやることの良さ。
これがあったことで研究発表の論理性や質疑応答に上手く対応出来ました!

もし天だからってことを言うと、4人1組でやるから、わからないことを整理して、ST方式で分担して情報共有しあえたのはすごくよかった。チームとしても上手な進め方だとも思ったし、なにより自分の知識がどんどんたまってった!

・研究テーマ決めから行える
どちらかというともし天の魅力って感じ。
高校生向けの天文研究プログラムといえば銀河学校やきみっしょんなども有名ですが、もし天の大きく違うところは研究テーマ決めから行うところです。
自分らのやりたいことをみんなで決められるのはやっぱり魅力!

・学問を学ぶ時ってこんな感じ?
これは大学とかの勉強をしていくうちに、分からないことをどう解決するのかって話に繋がると思う。
こういうのは議論中心に理解を進めていくことだと思うから、そんなことを高校生のうちから経験できたのはとても良かった!

あとチームの人との友情が深まります!これは帰ってきた後だから思えることかもな。

クリスマス会🎅!

3.これからの高校生活

①受験勉強を頑張る
それはそう。まだ志望校は悩み途中ですが、天文のことを学べる大学に進学したいと考えています。
とりあえず1年間は一生懸命にならなきゃ。

②部活の運営を頑張る
これはもし天参加の目標の一つだったから頑張らなきゃ。
運営を頑張るって言っても、あと3か月で、2年後3年後の天文部がよくなるようなきっかけを作ってあげたい。

・この3か月で天文に興味を持つきっかけを作る
部活っていっても研究がすべてなわけではなく、写真だったり、天体観測だったり、いろんな楽しみ方があるから、そういうのを好きになるきっかけを作ってあげたいな。
写真とかは土星とかオリオン大星雲とか簡単な天体を一緒に撮影して好きになってほしいし、実際に望遠鏡使って初めて土星とか見たときは感動するよね。
結局こういうものを極める人はこういうのが好きな人な気がするから!

・詳しいことはノートにまとめておく
正直、あと3か月で自分の知ってることをすべて教えるのには無理がある気がする。
だから、詳しいことは部活のノートとかにまとめておいて、後の人がわからなくなったら辞書的に参考にしてもらう方式がいいと思った。
極めていく過程でこういうのがあったら多分自分も嬉しい。
(部室から5年前のノートとかがでてきたらなんか感動しない!?)

・研究テーマ決めをサポート
来年のジュニアセッションを目標に後輩を育ててあげたいな。
なので今年度は研究テーマ決めをサポートしてあげたい。

ここにもし天でやったことが生きる気がします!
・学術書の読み方
・付箋を書いてペタペタ→整理
・SLAのような議論のサポート
・疑問点ややることをまとめてST方式で分担する
などなど自分のサポートできることがたくさんある気がします!
自分だから思ったこととかをたくさん伝えてあげたい。

・屋上望遠鏡の使い方
観測提案書を作るのはマストにしたい。研究で観測するだけではないってことを痛感したから、これをなんとか部活に持ち帰りたい。
具体的にはなぜこれを観測するのかとか、何を使って観測するとかを観測者自身が明確にしてほしいな。
あと仙台市天文台のシステム結構よかったな。導入用モニター、ログつけるようモニターとか。どうにか自分の学校の屋上にもそういうの作りたい!

ん、これは…?

4.大学生になったら

①SLAになって戻ってくる!
これは絶対ですね。今度はSLA側として高校生をサポートしたいです。個人的には、天文の深い知識をもっていたSLAに憧れたので、たくさん勉強してそういった人になりたいです!

本音は自分がもう一回もし天をやりたいだけですが、、、

②天文の面白さを伝える活動をしたい!
これはもし天っていうより天文部でやってたことの延長線だな。
天文部では天文教室を運営したり、ワークショップ的なことをたくさんやってきたけど、こういうのを大学生になってもやりたいなって思ってます。
やっぱりお客さんに星を楽しんでもらうのは、こっちとしても嬉しいし、天文の面白さを多くの人に知ってもらいたい!

なんかそういうことをしたい友人を作って、地域の人とかにできたらいいな。

③天文の研究をしたい!
もし天や部活でやってるものより、もっと深い研究をしてみたいです!
高校と大学じゃ住んでる世界が違うので、どうできるかはまだ未知数ですが…
ただ自分で大学生になっても研究できるチャンスがあればどんどん掴んでいきたいです!

東北大学の望遠鏡だ!

5.感謝

最後になりますが、このもし天を運営・サポートしてくださった大学の先生方、SLAの方々など本当にありがとうございました。
よくよく考えると高校生12人のために、あんなにも多くの方がかかわってくれたのは驚きです。
ここで得たものを日常生活にどんどん生かしていこうと思います!

6.次回へ続く

また3か月後くらいに、実際に自分はこんなことをしたよというのをまとめたいなって思ってます。

読んでくださってありがとうございました!

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