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父からの手紙

人生100年時代。。と巷で言われ始めて久しい。

と、いう事は。ヤバイ、余命60年じゃねーか。。

老後安心して暮らすには2000万円必要、とかいったい何歳まで働けばいいんだ!とか老後の心配なんかをしているうちに、きっとあっという間に60年なんか過ぎてしまうのでしょう。

とはいえ、現実は100歳はおろか、明日でさえ自分の命があるかどうかわからない。

というのは当たり前と言えば当たり前だけど、誰もがどこか認めたくない真理でもある。


もう、40年生きてしまった。坂本龍馬は31歳で日本の仕組みを変え、死んでいった。



僕の40年。と言ったら、きっと1時間もかからずに語り尽くせてしまうくらいの出来事しかないように思ってしまう。いや、間違いなく語り尽くせる。大したオチもなく。


何ものにもなっていない僕の生き方なんか、きっと誰の目にも止まらないし、1ミリも興味ない事は承知の上で少しずつ、少しずつ、書き留めておく事にしました。


全ては少し離れて暮らす、

愛すべき2人の息子達に向けて。


少し頼り無い、父からの手紙として。




明日死んでも後悔しない人生のために。


今、出来ることをついつい先延ばしにしてしまいがちな自分への戒めの意味も込めて。


2020.3.3    パパより。

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