株式会社鉄人化計画と株式会社フクフルフーズ間のM&A

本年3月25日付で株式会社鉄人化計画(以下「鉄人化計画」といいます。)から、「株式会社直久の株式の取得(子会社化)及び当該子会社による事業譲受に関するお知らせ」(https://www.tetsujin.ne.jp/topics/news/pdf2020/20200325b.pdf)という適時開示が出されております。こちらの適時開示、ちょっと個人的に分かりにくかったので自分の頭の整理のためにこちらのnoteを書いております。

こちらの適時開示、トランズアクションとしては、どうやら次の3つに分けられるようです。

1 株式会社直久の株式譲渡

  株式会社フクフルフーズ(以下「フクフルフーズ」といいます。)から株式会社直久(以下「直久」といいます。)の株式を鉄人化計画が取得します。

2 フクフルフーズのラーメン事業の事業譲渡

  フクフルフーズのラーメン事業を直久が事業譲受で取得します。

3 フクフルフーズの居酒屋事業の事業譲渡

  フクフルフーズの居酒屋事業を鉄人化計画の子会社である株式会社TFSが事業譲受で取得したのち、第三者にさらに譲渡します。

鉄人化計画がラーメン事業以外に居酒屋事業も一旦取得して即売却する理由は特に説明はありませんが、一緒でないと売却しないとフクフルフーズから言われたのかもしれないですね。とはいえ、鉄人化計画でも不要なので、本件を進めると同時に、引受先の第三者を探していたのだと思われます。


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