LUMIX S Pro 70-200mm F4 O.I.S

撮影を始めると、レンズ交換は少ない方な気がする。
気がするというのは、あまり他のフォトグラファーの撮影風景を見ていないから...確証がないのである。
なので、最初の一本はとても重要なのである。そのレンズの画角がその撮影の基準となるのだ。なのでズームレンズをつけてしまうと、撮りたい構図がそのレンズの画角と異ならない限り、中々交換することはない(笑)

今日のS1Rには、LUMIX S Pro 70-200mm F4 O.I.S がつけっぱなしとなった。F4が暗いという人もいるし、F2.8ズームが大好きな人もいる。実は私もF2.8ズームじゃないとなー。。。なんて言ってた時代もある(笑)理由は特に。。。無い(汗)大三元の呪縛に囚われていただけである。今は35mm版フルサイズならズームはF4通し、明るいレンズは単焦点を使うというのが画質的にも運用的にも優れている組み合わせだと考えている。F2.8ズームはむやみに大きくなってしまう。このLUMIX S Pro 70-200mm F4 O.I.Sは実に良い。コンパクトであり、嫌味のない繊細なシャープネスと緩やかにアウトフォーカスし、ボケの美しさは本当にズーム?と思ってしまうくらいである。強いて言うなら、面白みに欠けるかもしれないけど、それは純正レンズに求めるものじゃないと思っている。センターから四隅まできっちり解像する事。画角全面で破綻なく、美しい描写である。これが重要で、リファレンスレンズとしての立場である。

ひまわり撮影の合間、公園の休憩所で LUMIX S Pro 70-200mm F4 O.I.S をつけたS1Rをテーブルの上に置き、自販機で買った缶コーヒーを飲んでいると、D810 + AF-S 70-200mm F2.8 ED VR-II を持った白髪のやけに姿勢の良い紳士から声をかけられた。
「こんにちは、暑いですね(汗)これはLUMIX S1Rですか?」
S1Rが気になるらしい。
「ミラーレスですよね。最近気になってるんです。」
「NIKON も Z7出しましたし、そろそろ次の機種でミラーレスにしようかと考えてるんです。」
と子供のような楽しそうな笑顔が印象的だ。
「撮った写真観せてもらってもいいでしょうか?」
中々積極的に聞いてくる御仁だ(笑)
「良いですよ?」と再生状態にして渡すと、落とさないように慎重にカメラを持ち、撮ったひまわりの写真を見て、時々拡大(笑)したりして。
「良いですね。プリントを観たくなりますね。ありがとうございました。」
と楽しそうに。
カメラ好き、写真好きがにじみ出る人でした。

少し涼んだので、「ではまた撮りますね」と立ち上がったら、
「ありがとうございました。ハルクさん」
と言われ、驚いてしまった(汗)
「お会いしたことありました?」と聞いたら、
「いえいえ、Blogを拝見しております(笑)」と。
意外なところで面の割れている私でした(汗)
暑さだけではない汗をハンカチで拭きつつ、
立ち居振る舞いに気をつけよう。と心に誓うのでした(笑)

Panasonic LUMIX S1R
LUMIX S Pro 70-200mm F4 O.I.S


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