今日は母の爆弾日

うちの母は、自分の鬱憤を、人の感情を利用して爆発させる。

例えば、朝から人の行動に対していちいち異常反応していく。
扉を閉める音に異常に反応して「何をイライラしてるの?!」とか、普通に返した言葉に対して「こっわ!そんな大きな声で怒鳴らないで」だとか…

それに釣られて、こちらが『何も怒ってない』などと反応しだすと母にとってはしめたもの。

そこから、相手(例えば私)が怒ってるから私(母)が当たられている。になるのだ。

この爆発の仕方がすごい。
ヒステリックとはまさにこの事と言えるほど、時間帯お構いなしに喚き散らす。
子供の頃からそれが当たり前だったから、どの家庭もそうなのだと思ってた…

収まったかと思えば、一日中誰かの火種に着火しようと常に『私は誰からも愛されない』を体全体から滲み出し不幸を絵に書いたような人間になる。

今日はまさにそんな日らしい。

午前三時、犬さんを私の部屋に連れてきた。
連れてくるだけならいい。
電気をつけた、それが眩しくしばらく目が冷めて寝られなかった。4時過ぎまで寝れなかった。
朝一番に、母に夜中に電気をつけないでって言おう。そう思っていたら…

午前6時、『寝ている人へ話しかける声』というのは無いらしい母が、大きな声で「犬さんの水の上に、クッション何で置いたの?水吸ってしまってる」と。
私も起きていない声帯で
「クッションゲージの上に置いてたのが落ちたんじゃない?私がわざとするわけないでしょ?」
とあたり前のことを言うと、
「じゃあどうやって…ゴニョゴニョ」
とまぁ、そのあとはどうにかして私のせいにしたいのが分かる言葉だった。

あぁ、もう起きよう。
起きたらすぐに行っておこうと思った3時の電気の件。それを伝えると

「私も寝られないからね。」
はへ?「寝られなかったら夜中3時に寝てる人お越していいとはならんやろ。」

「眠たい人は灯りがつこうと寝ます。なんなの?クッションのこと言われたから腹いせ?対抗して言ってやろうと思ったの??」

はいきた、これです。
母にとってはこれが、爆弾着火の合図です。

先程、クッションのことを聞きに行くとその流れから何故か母が寝てから犬を連れて行くまでの経緯を話しだしました。
今日から数日はこの鬱憤バラシのための着火の儀が続きます。

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