え?バス釣り?上手いよ、ハッキリ言って上手いよ。

Facebookの投稿からこんな記事を見つけた。

なんでもTwitterにいる釣りガールに絡んで、ワンチャンできるのか?という投稿からのとある釣りサイトの編集者の見解だ。

というわけで、この記事に乗っかってみた。パクリではなく乗っかり、単に立て込んだ仕事から逃げて書きたいことを書いてるわけではない(としておく(T_T))

釣り男はモテるのか?

釣り男はモテるのか?んなわけない。モテるわけない。どんなに釣りが上手くても釣りが上手いだけではモテない。人柄とか人間性とか性格がいいとか、イケメンとか、金持ちとかだったとしても、「趣味釣りなんだよね!」なんてドヤ顔されても釣りをしない人から見たらただの人、勘違いも甚だしい。

特にバス釣りなんて食えもしない、逃がすだけ、ドヤ顔で「とったどー」すらサムイ。が、かくいう僕も数年前までその同種類だった。バス釣りのために働いて、給料の大半を釣具(主にルアー)につぎ込み、週末になるとどんな天候でも釣りに出かけ、帰宅したらブログを更新して、FacebookやTwitterにブログを書いたと投稿。いいねやコメントを貰って悦に浸る。この繰り返しだ。そんなブログもどんどん読者を増やして、7年続けて1億PVという結果に至った。が、モテなかった(笑)。

さて、本題。釣り男はモテるのか?である。いや~モテるわけがない。だからワンチャンもない。ある訳がない。あったら教えてほしい、その技を指南してくれ!ただ釣りが上手い、文章が書ける、有名人だ!なんてのは、一般的な社会から見たら「ふ~ん、あっそ」である。

いや、逆に君の容姿が横浜流星だったとしよう。少し想像してみてみ、彼がゴムでできたルアーを片手に何に使うかわからない棒を持って、一見するとグロテスクな魚を(しかも大きい)持って「どうだ~すごいだろ~」と写真に収まっているのだ。コラージュでもかけて説明するといいのだが時間がもったいないので割愛する。その姿をみてどうだ?イケメンがブラックバス片手に写真に収まってる姿に違和感しかなくないか?というより、恥ずかしくないかね?

例えば食える魚を片手にでもいい。この際ヒラメとしよう。高級魚のヒラメを片手にドヤ顔して写真に収め。インスタか何かに「資源を守るためリリースしました」とか環境保護っぽく投稿しても、魚に針を刺す遊びを楽しんでおきながらそこはすごく矛盾してないか?だったら「ヒラメ釣れたから今日は刺し身ぱーちーだぜ!〇〇時に集合!」とかのほうが喜ばれると思わんかね?

有名人でバス釣りを楽しんでいる人は実はたくさんいる。反町隆史や木村拓哉、奥田民生なんかが代表的。反町隆史に至っては琵琶湖のほとりに別荘を建てて、ボートを保管しているのだから入れ込み方は相当だ。しかもヨメさんが菜々子と来てれば人生この上なく楽しい。しかし芸能人はひっそりと釣りを楽しんでいる方が多く、ドヤ顔して写真に収まることは絶対にない。例えヒラメが釣れてもである。あ、松方弘樹はマグロ釣って2時間番組にしてたっけ。

本来ならここで写真を載せておきたいところだけど、野郎の釣りにはハッキリ言って華やかさは皆無。たとえその釣りにかけてスペシャリストのような人でも、声がかかるのはYouTuberか釣りビジョンくらいなもん。釣りガールからは90%…いや100%声はかからないと思ったほうがいい。だって釣りだもん。個人で楽しみたいに決まってら。

すなわち…あ、後でまとめときます。

釣りガールってモテるよ!

では釣りガールはどうだ?こちらはモテる、ハッキリ言ってモテる。容姿が~とか性格が~とかそこはほとんど問題ではない。釣りの腕も去ることながら、「釣りをしている」というだけで男は入れグイである。エサは要らない。Twitterで「釣りしてますよ~」とつぶやいて、「カサゴかわい~(はぁと)」なんて投稿したらOK。費用もさほどかからないから費用対効果も大きい。ということは、釣りをしてモテたいやつは正直なところ残念な奴ってことになる。

これがまたバス釣りなんてやってたら余計にモテる。入れグイどころかよりどりみどり、草が生えるほどに寄ってくる。寄せ餌が寄せ絵として機能する。そしてある種のマーケティング資料にはなる。女子が釣りをすると変に沸き立つ奴がいるのでアンケートなんか取り放題、飲み放題でもつければ変な期待をするので、もしかしたらモノが売れるかもしれない。ビールメーカーさんとかクルマメーカーさんとかPRの方法を考えたら効果的かもしれない。

そして何より、釣りガールは若いほどいいとか、妙齢だからダメとか、そんな狭い了見ではない。ここが面白いところなのだが、釣りガールに声をかける釣り男は「共通の趣味を楽しんでるから、お友達」と勘違いしているのだ。この勘違いがワンチャンあるかも!と淡い期待を産んでいると断言する。そしてなにより、モテたい釣り男は金を使う、必死だからだ。

まとめてみた

釣り男は思ったほど世間では認めてもらえない、釣りガールはマイノリティー的な趣味なので驚かれて称賛される

と、ひと言でまとめちゃうと批判が来そうなので経験談から~

僕が釣りを楽しんでいた頃の話だ。

いつも行く湖に颯爽とやってくる女の子(推定25歳)がいた。古いジムニーに乗って、サッとルアーロッドを取り出し、バス釣りを楽しんでいた。遠巻きに見ていても上手な人だと思っていた。狙ったところにきちんと投げて、巻き方も胴に入っていたし、何よりルアー釣りをよく勉強されている印象だった。
何度も見かけると一言二言会話を重ねるようになり、少しずつ仲良くなっていつしか一緒に釣りをするまでの仲になった。
ここで勘違いしないでほしいのだが、僕は基本的に一人で釣りをしたい人、ワイワイと大人数で釣りをしたくないのだ。自分のやりたいようにやりたいので、2人で楽しむのも拒むくらいだった。が、彼女はどこか距離を置いてくれて、ベッタリと着いてこないので一緒にいて楽しかったのだ。

そんなジムニー子からある時「ルアーロッド構えて一人でやってると、まともに前に投げれないやつが鼻の下伸ばして声かけてくるんだよね。何を勘違いしてるのか分かんらないけど、『教えてやろっか』とか『ボート乗らない』とかは余計なお世話。共通の趣味だからって馴れ馴れしくしんといてほしいわ。ほんっと。」と。

なんで僕と?の問いかけに、「ブログやってるちょっとした有名人だから」と。ほんわりとした美人だったのだが、結構性格キツめ、釣りの腕前も上手い、何より楽しんでる。そう、釣りが趣味な人、特に女性の場合、男を探しには来てない、魚を釣りに来ている(当たり前か~)。そしてアドバイスも求めてない。釣り=狩猟と変換すると、魚を狩りに来てるのだ。釣り男どもよ、君たちに狩れないぞ彼女らは。だって所詮趣味だもの(笑)

趣味なんてのは自分楽し!位でいいのだ。もしその道で有名になりたいのなら、然るべき組織に入会して、ちゃんと段階を踏んで有名人になってテレビだ雑誌だに出てから。
たかだかブログ書いてるとか、Twitterのフォロワーが何百人いるとか、そこは誰も認めてくれるところじゃないぜ。だって所詮趣味だもん

ライターノウハウや取材の裏話、経営者塾のお話なんかを無料で公開中です。 特にライターノウハウはこれからライターになりたい人必見の内容に濃く濃く書いていきます。 サポートいただいたお金は取材費用や本の購入費用に当てさせてもらいます!