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学校ってなんだろう?と一つ疑問を投げかけてみる。

東洋経済オンラインの記事から。麹町中学校の校長先生の寄稿だ。
うちの娘(15歳)は、とある事情で学校へ行けていない。いわゆる不登校というカテゴリに入るらしい。が、本人は全然気にしていない。むしろ今を楽しんでいるようにも思える。
ある日「娘ちゃん、不登校だから高校、まともな所行けないわね、可哀想に…」とどこかのママさんに言われたことがある。ちょっとまて、可哀想?まともな高校?なんだそれ?
娘にはインターネットを完全に開放している。情報という波を取捨選択するように、中には変なおじさまもいるから避けるように、自分の発言には責任を持つように、夜21時以降は原則禁止。と一応の決まりをつけて仕事用のディスクトップを渡してある。

まともな高校って親の幻想じゃないか?

僕は昭和51年生まれだ。大体団塊Jrと呼ばれるギリギリの世代。1976年生まれといったほうがここでは通じるかと思う。ぼくらの世代は親や教師から「いい会社に入るには、いい高校に入って、いい大学にはいらないといい会社は入れてくれない」と学んだ。どうだろうか?
実際はどうだ?いい会社に務めてる奴らを見てると、どうにも好きで仕事をしている様にはとても見えない。
昨日のnoteにも書いたけど、仕事=楽しいで進んできたので、満員電車に揺られて残業の苦痛に耐えながら務めたことがない。むしろ楽しくて仕方ないことを繰り返してきたので仕事=ツライという概念がない。が、昨日たまたま帰宅ラッシュ時に電車に乗って気が付いたのだが、ほとんどの中年サラリーマンは仕事=ツライで働いてないだろうか?下むいて寝てる人の何と多いこと…。本でも読めばいいのにと心配してしまった。

ではいい高校に入って、いい大学を出て、いい会社に入った奴らは今何をしてるんだろう?この仕事をしていると、たまに同級生に出くわすことがある。地元に残った(もしくは帰ってきた)同級生はそれぞれに家庭を持ち、それぞれに働き、社会に貢献しているんだと思っていたが、どうもそうでもないらしい。

フリーでライターなんてやっているものだから、会って話すと羨ましがられたりする。「時間が自由になる」とか「好きな仕事ができていいねぇ~」と半ば自嘲気味(馬鹿にしてるのか?)である。でも僕自身はそうなるようにここまで行動している自負もあるし、フリーで活動するほうが理にかなってるから今があるのだ。

僕自身決していい高校は出ていない。今で言う実業高校出だし、大学も通ってない。が、ライターなんて仕事につけるのは自分自身の興味の探求の先にある所、学歴なんて関係ないのだ。学歴を気にしすぎ、ホリエモンだって大学中退だ。

学歴社会というか、気にしすぎ

昨年度、PTA会長という役割を一年務めてみた。感想を短く述べると人脈は増えた、ためにはならなかったである。そこにいるお父さん、お母さんは同世代だが話が合わない。「誰とだれが~」や「何々君は~」といった会話は正直どうでもいい。

また、やたらと学歴を気にする親御さんもいた。先生の印象が悪くなるんじゃないか?と気にしなくてもいい所を物凄く気にしていた。そのあたりはきっと高校生時分にその様に教育されたのだと推測される。

また、この様な右に倣えの教育は続いている。だから「先生の印象」や「内申点への影響」なんて親が気にしているのだ。学校に通いたくないなら通わなくてもいいし、勉強したくないなら勉強しなくてもいいと思う。が、親が一言子供に言うなら「勉強ができる事で人生が開けることもあるし、お金出して勉強できる時期に勉強しておけば?」くらいの気楽さでいいと思う。

今や銀行や大企業がどんどん統合されて、どうしてもグローバルな企業や世界を相手に戦わなくてはならない時代になった。SNSをはじめとしたインターネットの普及は一昔前のカラーテレビの普及とはわけが違うスピード感なのだ。明日ではなく、1時間後、世界が変わってしまうインパクトのある時代に、いつまでも学歴が~と気にしてる場合ではないのだ。

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