ちょっと辛口にまちづくりを考察してみる。

「〜をやりたいですね」は単なる希望だ。ここで行動するのか、単なる希望だと留まるのか、あなたはどちらがいいのだ?いい加減気付いたらどうだ?

街を作ること、これは一度壊すことにも繋がる。また壊した後に何を構築するのかにもよる。そこにはコンセプトとか、そこに関わる人の信念とか、発起人の本音みたいなのがある。でも回数を重ねると、イベントを開くことに目的が置かれてしまい、その目的をクリアすることに注力する。なまじ一度成功してしまうと、それをナゾルだけになってしまう。

成功例があるなら次は季節に合わせてコンセプトを変えてみたり、出店する人に少し違う事を考えてみたりすることが定石。でもそれができなくなって、開催することが目的になった集団はただの烏合の衆と化す。詰まるところアイディアが枯渇して本来の目的を失う。

犬山で音楽って文化がない。だからその文化を開いてみたい。これがコンセプトだった。が、いつの間にかリーダーシップを取る側が他力本願になってしまい、責任を転嫁しようとしている。とどのつまり、アイディアが枯渇したのだ。

本来は季節ごとに場所を変え、繰り返し、大きなイベントを行うことが目的だったはず。すでに見失った目的をもう一度見直し、軌道を修正することを切に願う。


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