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【コロ休み特別企画vol.4】かみまち案内

金原正海(まち歩きレポーター)

大阪の緊急事態宣言は解除されたようです。東京はもうちょっと。ハーモニーの『コロ休』(所内の活動のお休み)も続きます。
自粛生活とはいえ、いつもの生活を忘れてしまわぬように、今日は、街歩きレポートをお願いしました。レポーターは、今回も金ちゃんこと金原正海さんです。
先々で写真を撮って、取材してくれました。

ハーモニーの最寄り駅は東急世田谷線の上町駅ですが、上町から1駅北に行くと、宮の坂駅があります。世田谷線は2両編成の小さな電車です。

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上町から宮の坂までは、歩いても10分ほど。朝の散歩にはちょうどいい距離です。
(注:住居表示だと「宮坂(みやさか)」、東急の駅名では「宮の坂」となります)

たこ焼き


宮の坂というと、このお店。駅を降りてすぐです。

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金ちゃんの散歩コースは、ここでたこ焼き(8個入り。ただし、1個おまけしてくれる)を買って、宮坂区民センターの外側の壁に設置してあるベンチで食べるのが決まりなんです。
お店は「たこ坊」といって、少し大きめの京風たこ焼き。大きなたこが自慢です。ソース、塩コショウ、醤油、カレー、ネギ、チーズ味などあります。

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熱々のたこ焼きを頬張りながら、区民センターのベンチでひと休み。悪くないですね。ベンチからはこんな景色が見えるらしい。

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ここは、近所に住んでるメンバーが歩いていたり、待ち合わせスポットになっています。

金ちゃんは、たこ焼きを食べて元気になったのか、沢山の花の画像を送ってくれました。

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世田谷八幡宮

宮の坂駅を降りて西側に見えるのが『世田谷八幡宮』です。世田谷線に坂道がありますが、この坂が地名の「宮の坂(宮坂)」の由来だそうです。

八幡宮は、平安時代の末期、後三年の役を終え帰路についた源義家が、「この宮の坂の地で豪雨に会い、天候回復を待つため、滞在することとなり今度の戦勝は日頃氏神としている八幡大神の加護によるものと思い、豊前国の宇佐八幡宮の分霊をこの地に勧請し祀った。(wikipedia)」という歴史のある神社。室町時代、この地に城を築いた吉良家によって社殿が再興されたそうです。

木が鬱蒼と茂っていて、感じる人の心には何かが届くようで、ハーモニーのメンバーであるジュリアン氏などは「アパートの外の神社の方角には、どうも妖怪を感じる」などと語っているくらいです。(といっても、彼だけですけどね)


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境内社の「厳島神社」があったり、奉納相撲の行われる土俵もあります。
「義家がこの地を訪れた時、部下たちが相撲を行ったことが由来となり、江戸時代には江戸三相撲として、また現在も秋のおまつりにて奉納相撲がおこなわれているそうです!」と金ちゃんが解説してくれました。

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金ちゃんレポート:「世田谷八幡の春の昼下り。みんなマスクをしているけれどコロナ騒動が嘘のように人が出歩いています!神社は家族連れやカップルなどさまざまでした!」


緑の古い電車

世田谷八幡宮を出て、「宮の坂駅」に戻りましょう。

ホームの横に緑色の電車が置いてあります。これは昔どこかで見たような...江ノ電? 「世田谷の真ん中に江ノ島電鉄の車両があるのはどうして?」と金ちゃんに尋ねると、すぐに調べてくれました。

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「この電車は大正14年に製造され、昭和44年まで渋谷〜二子玉川、下高井戸間を走り、その後現江ノ島株式会社に譲渡され主力電車として藤沢〜鎌倉間で活躍したが、江ノ島2000形デビューにともない平成2年4月、65年にもおよぶ長い現役生活に別れを告げたそうです!」

つまり、もとは東急の電車として走り、その後に鎌倉に赴任し、65年後に戻ってきたというわけですね。

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あちらこちらを散策して、ハーモニーの近所の風景をレポートしてくれた金ちゃん、ありがとうございました。
コロナウイルスが一段落したら、ぜひ、みなさん、ハーモニーに遊びに来て下さい。帰りに世田谷八幡宮に行ってみるのも楽しいですよ。

(写真:ほぼ全部、金原さん)


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