シマダカズヒロの妄想散歩

2021年4月28日 22:43

向井宏髙・シマダカズヒロ

いいこと思いついた
新型コロナウイルスの蔓延は私たちの日常を大きく変えてしまいました。
人々が集うことや遠い地を訪ねることが憚られるようになり、自分のいる世界が縮こまって窮屈に感じる毎日です。
2月にハーモニーで行われたイベントも『お金をとらない喫茶展３』も、そんな自粛ムードの中で行われました。
昨年まではハーモニーの場所を地域の人たちに公開して、大勢の人たちとコーヒーや甘酒を飲みながら楽しむというのが恒例だったので、なにをやったらいいのかと途方にくれました。

シマダカズヒロさんというハーモニーの友人がいます
（なんだろう。友人と呼ぶしかないのです）
シマダさんは4年ほど前からハーモニーで大活躍の謎の銀行員です。
「よし、屋台を作って近所の人に甘酒をごちそうしよう！」なんて素敵なことを考えてくれます。そこで今回もシマダさんに相談してみました。

(中央がシマダさん）

「シマダさん、イベントやるんだけど窮屈で息が詰まりそうです。
何か、スカッと楽しいことありませんかね」

こんな答えが返ってきました。

「コロナによる自粛生活で行けない場所に、メンバーに代わって僕が行ってきましょう！題して『妄想散歩』はっはは！」

というわけで、急転直下『シマダカズヒロの妄想散歩』を行うことになったのです。

向井さんの行きたいところ
シマダさんの申し出に手を挙げたのが向井さんでした。
最近の向井さんときたらコロナ禍で何年も続けてきた居酒屋のバイトがなくなり、気分は最悪。
ハーモニーの友人たちと街歩きなどをして気分転換を試みますが、なんとなく鬱気分が抜けません。
僕の代わりに出掛けてもらえませんかねぇと手をあげてくれました。

早速、ZOOMで相談しました。打ち合わせの様子です（動画）

「江の島の駅のそばのビルに行ってほしいんですけど。その一階にラーメン屋さんがありまして、そこで名物のシラス丼っていうのが売ってるんですね。僕、食べそこねちゃったんです。それを食べてぜひ食レポしてほしいんです」
「江の島ラーメン『はなみずき』です！」
「それでオッパーラっていうところに行って、みかんジュースかなにか飲んでもらったらいいのかな」
「最後にもういっこ行ければ、江の島の春の海水浴をしてほしいんですけど」

向井さんの怒涛のリクエストは、尽きません。
どうやら江の島は友人と行ったけれど、お店が閉まっていたり呼び返されたりして楽しめなかった思い出があるようですね。

いよいよ当日
前日の東京都の新規感染者数は270名。年明けの数字からは大きく減ったとはいえ油断できません。イベントの方もオンライン開催です。
10時過ぎ、シマダさんは、ハーモニーの前から出発です。向井さんも海で寒くないようにとポケットカイロを渡しました。いってらっしゃい！