見出し画像

良識と常識

良識と常識

道端につばをぺっと吐く、この行為は良識ある行為か非常識か→答えは非常識である。

この地球には多くの人々が共に暮らしています、
集団生活の中で一番大切なのは人に迷惑をかけない、人を困らせない、互いに助けあいながら生きていく事であるはずです。

それを阻害するものとはなんでしょうか?
私は好き嫌いを主とした感情、そして囚われ、拘り、偏りという人間の持つ考え方の習性ではないかと考えています。

なんせ人間も他の動物もそうですが好き嫌いの感情はどうしようもないものですね、湧き上がるものですからね、
さらに人間関係が主従関係・上下関係・優劣関係だとこの好き嫌いは本当に対立、怒り、怖れ、不安とかとにかく人間関係にギクシャクしたものを作りだしていきます。困ったものです。

恐らくいじめという問題もこの好き嫌いがほとんどの原因ではないでしょうか

人生を幸せに快適に楽しむためにはこの好き嫌いの感情をいかに巧みに制御するかという能力も大きく影響してくると思います。

この負のエネルギーによる消費を訓練によってプラスのエネルギーに転換できれば結果は大きく変わってきます。到達する場所が違ってくると思います。

自分の姿を俯瞰から見ることができるようにする訓練が必要なんですね。

さて次は三つのマイナス要素
とらわれ、こだわり、かたより、

とらわれは時間軸が大きく影響してきます。
過去の体験が未来に壁を作ってしまうことですね。

例えば子どもの頃に犬に噛まれたとします。
その噛まれたことが記憶の中にトラウマとなって保存されてしまい、
犬=噛まれるという図式が頭の中に定着します。

本来は全ての犬が噛むわけではありません、
状況やその犬の性格によるわけですが、噛まれた人はその時の年齢にもよりますが、

犬=大嫌い

となります。

現代でもある戦争や紛争、人種差別などの原因にも大きく起因していますよね。

これも好き嫌いへと導かれます。

そして、とらわれが良識と常識に基づかねばいけない思考そのものをかたよりやこだわりへとも変化していきます。

あなたも人間かもしれないが私も人間なんだ、自他共存ということを常に忘れてはいけないと思います。好き嫌いはどうしても人間を自己本位にしてしまいそれを正当化させるためによくない事になってしまいますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?