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安心を届けるharmoワクチンケア

こんにちは!harmo 広報担当の北畠です。

本日は、harmoワクチンケアが約3年前から実証実験を行っている、川崎区の内科小児科宮島医院の宮島 真之 院長へ導入インタビューを行いました。

――― 宮島先生、本日は宜しくお願いします!早速ですが、約3年間harmoワクチンケアをご利用いただいて、使い心地はいかがですか?

宮島先生:運用自体は難しくなく、実際に助けになっています。
特に、次にどのワクチンを接種すべきか、過去にどのワクチンを接種したかなど、正確な情報を瞬時に把握できるため、ワクチン接種間違いが起きにくいものになっていると思います。

川崎市では、ワクチンの接種間違いが発生した際には自治体への報告が義務づけられています。さらに、行政からの通知によってワクチン接種ルールが突然変更になることもあるため、その都度慎重に対応しなければなりません。このような状況下で、harmoワクチンケアはダブルチェックの役割を果たしていると感じます。

――― ワクチン接種間違い等の問題は起こりにくくなる一方で、運用面での課題はありますか?

宮島先生:運用面での課題としては、現在、当院では看護師一人で対応しているため、特にワクチン接種が多い日には、ワクチン情報の登録作業が少し大変だと感じています。

――― harmoワクチンケアはどのタイミングで使っていますか?

宮島先生:接種前のチェックの段階で利用しています。

川崎市から、いつからどのワクチンを接種できるかを示した資料が提供されています。私たちはその情報をもとに、予約日に接種可能かどうかを確認しています。

患者さまが来院される際、受付で再度確認を行い、診察室にカルテがまわってきたら、私自身も接種前に誤りがないか確認を行います。その後、harmoワクチンケアのシステムを用いて接種前にチェックと入力を行うため、安心して接種ができます。

―――どのような機能があったらよいと思いますか?

宮島先生:母子手帳にかわる何かがあったらよいのではないでしょうか
例えば現在の運用では、母子手帳にシールを貼っているので、母子手帳ごとタブレットの端末にかざさないと情報が見られないという問題があるので、もう少し使い勝手がよいものがあるといいなと思っています。
 
また、中には母子手帳を紛失する方もいらっしゃいます。最初は、一生懸命保管していても、引っ越しやお子様が5~10歳を過ぎるとワクチンを接種する回数が減り、次第に「母子手帳がどこかへいってしまった」というのもよくある話です。そのため、母子手帳にかわるものが何かあったら助かると思っております。

―――現在、保護者(ユーザー)のスマートフォンアプリを活用して、医療機関用アプリと簡易的に連携する仕組みを開発し、北海道や福岡などで、実証実験を行っています。 流れとしては、患者さまが来院した際、スマートフォンアプリを立ち上げ、医療機関に設置しているチェックイン用QRコードをアプリのカメラで読み込むだけで、医療機関用アプリ(スマートフォンやタブレットなどの端末)に患者さまの情報が反映されるような仕組みです。この方法であれば、母子手帳を出してシールで読み込む作業はなくなります。

宮島先生:そうすると次は、カードリーダーの用意が必要ですか?

 
―――カードリーダーなどは必要なく、コストをかけないで済むような体制を考えています。北海道や福岡での実証実験を経て、世の中に普及しやすい仕組みを考え、順次エリア拡大しています。

宮島先生:将来的には、手ぶらでワクチン接種ができるようになったら良いですね。現状の課題としては、家族の都合で引っ越しをするケースもありますが、他の地域から移ってきた方々の情報が確認できない状況です。もし今後、全国展開できるようになれば、どこから引っ越してきても同じワクチン接種情報を入れることができ、医療機関として管理がとても楽になりますし、使い勝手がさらに向上することを期待しています。

さいごに


宮島先生ありがとうございました。今回のインタビューを通じて、クリニック内でharmoワクチンケアの運用が順調に進んでいることや、業務面で助力になっていることを感じました。

ワクチンの接種間違いを防止する役割の、一部を担っているのがharmoワクチンケアであると感じました。ワクチン接種ルールの変更など、行政からの情報が適切かつタイムリーに反映され、ダブルチェックの役割を果たしている点が、安全で確実なワクチン接種を実現する上での重要な要素と思われます。

harmoワクチンケアが現場での業務をサポートし、安心を提供していることが伺えました。今後もさらなる改善を通じて、安全性の高いワクチン接種管理の仕組みを提供できるよう精進してまいります。


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