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患者さんに寄り添う、地域密着薬局の活用事例

こんにちは!harmoおくすり手帳のカスタマーサクセスチームです。

今回は滋賀県栗東市にある「スズキ調剤薬局大宝店」に訪問し、スズキ薬局株式会社の代表取締役 鈴木先生と、スズキ調剤薬局大宝店の医療事務 越智様にお話を伺いました。

スズキ薬局様は滋賀・京都を中心に13店舗を展開している地域に根差した薬局グループです。

そんなスズキ調剤薬局大宝店様ではどのようにharmoをご利用されているかお話を伺いました。


※この記事はインタビューした内容を元に編集しています。

お薬手帳持参方法に応じて、付箋シールを活用

―――まず初めに、薬局の特徴を教えてください。

(越智様)
来局者でいうと時期にもよりますが、1日に80~100人くらいの患者さんが来られます。
お薬手帳の持参率はおおよそ7割程度で、アプリのお薬手帳を利用される方は2割くらいいます。

同じ建物の2階にある複数診療科クリニックや、隣の眼科にかかった患者さんが多くいらっしゃいますね。年代としては40代、50代くらいの方が多いです。ご家族で処方箋をお持ちになる方も結構いらっしゃいます。

―――幅広い患者さんにご利用いただいているのですね!薬局の運用でharmoをどのようにお使いですか?

(越智様)
harmoをご利用の患者さんがいらっしゃったら、まずはカードをお預かりしています。その後、お預かりした処方箋をコピーしてそこに「harmoの付箋」を貼り付けて、後続のスタッフに回していくようにしています。
調剤室にいる薬剤師がこの付箋を見て、「harmoでお薬手帳を持参された方だ」とすぐに分かるようにしています。

処方箋コピーに貼り付けている付箋シール

投薬台のパソコン2台と調剤室のパソコン2台、計4台でharmoを見れるようにセットアップしているので、調剤や監査、投薬の際に薬剤師が利用しています。

※カード:harmo薬局で利用する専用のお薬手帳カード

患者さんに寄り添ってご案内

―――患者さんに対して、harmoをどのようにご案内されているのでしょうか。

(越智様)
紙のお薬手帳が欲しいという方もまだいらっしゃいますが、そうでない患者さんにはアプリをおすすめしています。

ご案内方法は、口頭でお伝えすることが多いです。

「harmoという電子手帳もあります。これでしたらスマホをお持ちであれば、紙のお薬手帳を忘れても、薬局でお薬手帳を確認できますよ」
という感じでご案内していますね。

すぐご理解いただける方もいらっしゃいますし、少し難しいなと思う方にも理解していただけるように努めています。

スズキ調剤薬局 大宝店 受付カウンター

―――我々が以前お会いした患者さんから「この店舗でharmoを教えてもらった」というお話を聞いたことがあります。丁寧にご案内いただいているんですね!
患者さんにとって、どういった点がおすすめできるのでしょうか?

(越智様)
やっぱり患者さんの立場に立つと、アプリのお薬手帳というのは便利なんだろうと思います。紙のお薬手帳を持たずに済むし、スマホで自分の薬をすぐ確認できるようになるのがいいんじゃないかなと思います。

―――続いて、harmoをお使いの中でご要望はありますか?

(鈴木先生)
画面については、医薬品名ごとの余白をもう少し無くして、スクロールする事なく1画面で閲覧できるモードがあるといいなと思いますね。毎日見る画面で、薬剤師は結構ぎゅっと情報が詰まっている画面でも、見慣れているんです。

あとは初めてアプリを使う方からのご希望で、レセコンにある過去の情報を何十件か登録してあげたことがありました
こういったご希望があったときに、もっと簡単に登録してあげられると、患者さんにとってもより使いはじめやすくなると思います。

―――貴重なご意見ありがとうございます!
患者さんご自身でマイナポータル連携をしていただくと、過去3年分の調剤情報を一括で取り込めるようになりました。

(鈴木先生)
お、いいじゃないですか。
レセコンから出すとしても、当薬局の調剤情報しか登録することができない点がどうしてもネックでした。「他の薬局分は、当薬局では登録できないのですよね」という風に、ご了承いただいて対応していたんです。

どの薬局でもらった薬も登録できるのもいいですが、患者さん自身が点滴などの院内処方も見れるのもすごいですね。病院で出た薬ってなかなか患者さんも分からないことが多いので。過去3年分取り込めるなら、十分な量ですね。

今度そのような方がいらっしゃったら、すすめてみますね。

💊 マイナポータルからお薬情報を登録する
https://support.harmo.biz/input/p921

サポートサイト | harmo(ハルモ)おくすり手帳

多い店舗で4人に1人がマイナ保険証で受付

―――ぜひご活用いただけると嬉しいです。
スズキ調剤薬局様では、マイナ保険証で受付される方も増えてきましたか?

(鈴木先生)
昨年から意識的に進めていて、多い店舗では4人に1人はマイナ保険証を使って受付していただいています。
これも実は全部、患者さんへのお声がけでご案内しています。「次回はマイナンバーカードを持ってきてくださいね」という風にお伝えしています。

話題になっている今こそ患者さんにお声がけしておかないと、という気持ちで進めています。

―――4人に1人、すごいです!地道なお声がけが功を奏しているのですね。最後に、harmoを使っていてよかったこと、患者さんへのメッセージをお願いします!

(鈴木先生)
マイナ保険証は最大直近40日くらいのデータがどうしても見れないですよね。普通のお薬手帳もそうですけれど、やはり最近飲んでいる薬が一番重要です。

また、harmoのアプリを使えば毎日持ち歩いているスマホで見れるので、紙を持ち歩かなくて済むというのがメリットなのではないかなと思います。

忘れることがなくなるし、自分の飲んでいる薬が医療者に正確に伝えられますし、併用薬の確認、飲み合わせの確認ができますので是非使っていただきたいです。

―――貴重なお話をいただき、ありがとうございました!

スズキ調剤薬局大宝店 医療事務 越智様


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