地元の薬局として、地域住民の健康を守るマリー薬局
こんにちは!harmoおくすり手帳のカスタマーサクセスチームです。
今回は神奈川県川崎市生田にある「マリー薬局」に訪問し、望月社長とスタッフの方々にお話しいただきました。harmoを長年ご利用いただいている薬局として、メリットや導入に至るまでの経緯、harmoを通じて目指す「患者さまの未来への期待」などについてお聞きしています。
harmoでは、患者さま向けのアプリ「harmoおくすり手帳」と医療機関(薬局・病院・クリニックなど)向けのシステムを展開しています。本記事では、harmoを導入いただいた調剤薬局さまのインタビューからharmo導入の経緯や今後の展望などをご紹介します。
電子版お薬手帳をご検討されている薬局や医療機関の方は、ぜひ最後までご覧ください!
※この記事はインタビューした内容を元に編集しています。
harmoで安全な薬剤管理を。地域の薬局としての責任
───今日はよろしくお願いいたします。まず、マリー薬局の特長についてお話しいただけますか?
当薬局を一言で表すと「地域に根差した薬局」です。
現在は近隣の内科・小児科のクリニックと婦人科クリニックからの処方せんを持ってこられる方が多いですね。近くに他の薬局がないので、当薬局がなくなったら坂の下の薬局まで薬を取りに行かなければいけないので、この近隣の患者さまが不便になると思います。坂が多く、不便な地域なので、特に内科を受診する高齢の方にとって大切な役割と責任を担っていると感じます。
来局される患者さまは、婦人科にかかられる20〜40代の女性、内科にかかられる高齢の方がほとんどですが、たまに少し遠くの医療機関を利用している方も来られます。来局される方の8割以上がお薬手帳を使用していて、harmoを使っている方も含めてお薬手帳持参率は高いほうだと思います。
当薬局ではharmoの利用者も年々増えています。特に、国の方針として「健康保険証をマイナンバーカードに変える」と発表されてからは、薬局でも積極的にマインナンバー保険証について聞かれたり、医療や薬について関心を持つ方が増えて、スマホでお薬手帳が使えるharmoに興味を持つ方が増えたと感じます。処方箋の事前送信機能を利用する方が増えて、現在は日によりますが1日1−2人がharmoを利用して処方箋を送信いただく状況ですね。中には70代の方で、1日に数ヵ所の医療機関を受診し、各処方箋をその都度harmoで送ってこられる方もいるんです。
来局時には、アンケートでharmoを持っているかどうかを尋ねる欄があります。
───harmoを導入したきっかけを教えてください。
最初はharmoがまだソニーだった時代(※)に、別の薬局でharmoを導入しているのを見ていたことがあり、harmoの存在を知っていました。そこで、マリー薬局に来局した患者さんから「harmoはここで使えないんですか?」と聞かれたことがあって。調べてみたら「すごく便利そうだな」と思ったのを覚えています。ちょうどそのタイミングでharmoが導入キャンペーンをしていたこともあって、当薬局でも導入を決めました。そこから現在まで継続して利用しています。
───harmoを利用していて便利だと感じるところはありますか?
harmoの薬局向けのシステムも、患者さま用のアプリの画面も見やすいことろですね。薬剤師として利用する時は、タブレットを見ながら患者さまと一緒に手帳の内容を確認することもできますし、私自身も患者としてharmoアプリを利用していますが、緑の優しい色味で画面を見るのがラクですし、デザインが特徴的でアプリを見つけやすく、アプリを開くストレスも少ないです。
harmoのカードタイプについても、財布に入れたり紙のお薬手帳や保険証と一緒に持ち歩いたりできますから、特に高齢の方にとって使い勝手がよいですね。
進化したharmo。メリットを伝えて利用者を増やしたい
───ありがとうございます!harmoの使用感はいかがでしょうか?
harmoの画面はもともと見やすいデザインでしたが、最近のリニューアル(※)でさらに使いやすくなったと思います。患者さまも操作に慣れてきて、よく来られる方は何も言わなくても二次元コードの読取りや、harmoカードの提示をしてくださいます。harmoを持ってこられた患者さまがいた場合は、その方の処方箋に「harmo」と記載し、harmoでお薬手帳を開示してくれたことをスタッフの中で共有して、鑑査や投薬の際にタブレットで情報を確認しています。
―――どのような方にharmoをオススメしていただいていますか?
スマホ世代の方にお勧めすることが多いです。特に、婦人科の患者さまは抵抗なくすぐにアプリをインストールしてもらうことが多いですね。いただいたリーフレットと当薬局オリジナルの説明書きを患者さまにお渡しすれば、ほとんどの方が調剤をお待ちいただいている間に登録できてしまいます。
登録してすぐ、操作がわからない個所があれば、私たちスタッフがサポートしています。どんどん進化して使いやすくなっているので、私達も患者さまに安心してオススメできるんですよ!若い方には「アプリだけでOK」というと、大抵は登録してくれますね。ユーザーが増えれば、薬局としても事前に患者さまの薬の情報(服用歴、ジェネリックの希望の有無、アレルギー歴)が詳細にわかり、調剤などの業務負担が軽減できるので、積極的に使っていただきたいですね。
───ご意見ありがとうございます!最後に、harmoを活用することで患者さまに「どう変わってほしい」と期待しますか?
harmoを活用することで患者さまが薬を身近に感じ、自分がどんな薬を飲んでいるか興味を持つきっかけにしてほしいです。関心を持つことで、患者さまご自身が医療に関わり、より安全に薬の管理をすることができ、健康維持に役立ててもらえたら嬉しいです。
―――貴重なお話をいただき、ありがとうございました!