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モノステで優勝目指すには?

モノステで優勝するために感じたことを書いてみます

どこにもお話ししていないことを書かせていただきます
モノステの約3分の1に参加している経験から得たことです
予防線をひきますが、個人の感想として読んでください

そもそもモノステってなあにという方はこちらをご覧ください
■モノステ公式サイト
https://www.shibu-shibu.com/monostage

どのくらい票をとればいいの?

優勝するにはいろんな条件があると思いますが
観客投票でその日の1位が決まりますので
数字だけで申し上げるとその時のお客様の半数近くの票が必要です
一人2票をもって別々の出演者に投票を行う形なのですが、
例えば観客数が50人だった場合
観客数の半数の25票が優勝の目安になります
ただ、票が割れた場合50%を超えていても
もしくは50%にいかなくても優勝する場合はあります

で、その50%のお客様の心をつかむのにどうするか

投票するのはどんな方たち?

モノステにはほぼ毎回みえられる30名近いモノステの固定ファンのお客様がみえます
自分のファンを呼ばれたとしても
10名以下ではその方たちの応援だけでは勝つのは難しいと思われます

ですから、固定ファンの中に自分のファンを作るのも重要ですし  
固定ファン以上のファンを連れてくるのも重要です
運営的にはこちらが重要ですね
個別LINEで各人に合わせた文句でお誘いするのが一番ですが
かなりしんどいですよね

やはり勝つためには固定ファンの票が必要です
固定ファンの方の目は肥えていますし大体のことでは驚きません
初出場初優勝の方はかなり高いハードルを越えられていると思います
なので、基本真摯に演技でぶつかっていくしかないと思います

カンペについて?

お客様はその場にいるという感覚よりも
自分に語りかけられているという感覚を好まれます

はじめのうちは目線をカメラに向けての演技が良いかと思います

モノステ 劇場支配人 池田レゴさんも
「カメラの視点を何に置いているか意識しなければいけない」と仰っています
これは非常に重要です

語りかける相手だとして、視線を逸らして語ると気持ちが離れます
なのでカンペの多用はこの一点でアウトなのです。
セリフはスムーズになりますが気持ちが伝わりにくくなると思われます

私の最初のころのモノステでのあだ名は「カンペの帝王」でした
最初のころの5作品はすべてカンペを仕込んでいました
「白紙」「悪魔」「久保さんの人生が変わった日」「批評」「宇宙人」
しかも、一言一句覚えていなかったので
今となっては笑い話です
カンペの有無と視線の効力は私の1回目の「白紙」と2回目の「白紙」を
見比べていただくとよくわかると思います

ギミックの使用について?

ギミック多用の自分が言うのもなんですがギミックはほどほどに
やはりお客様の気がそれます
ただし、印象付けには効果的なので
次回の公演時に効いてきます
「あの人だ、今回は何をするだろう」と

私はいつの間にか、うまくなったと
よく言われています

自分の転換点は、カンペを使用しなくなった「ざらざら」  
から「宇宙人」でのギミックでのインパクト
そしてお客様への一点集中の「ハザマ」での3ステップだったかと

ちなみに「ハザマ」で優勝する直前まで、すべて4~5位だったことも
投票数で言うと片手をちょっと上回る投票数だったことも
添えておきます

ZOOM演劇の基本って?

動きについては
奥行きを使う
左右の出ハケを使う
アップを使うなど
モノステ司会のひろきゅんがYoutubeにまとめられたものがあります
こちらの動画を見られることを是非お勧めします
■ZOOMで演じるための基礎解説動画
https://youtu.be/c6GQVXEEam8

お客様は何を見ている?

お客様はよく見られています
私の5月の2作品は撮り方だけではなく
気持ちものっていたことが伝わったようで
高評価をいただきましたが
撮り方のみで突っ走った2月3月の作品の投票率は
久々に気を引き締めてくれました

ただ、自分としてはコランバインというキャラクターを出演させると高評価なのがモヤモヤしています。笑

この場で5/27の回のネタバレをしてしまいますが
上演した「幸あれ」は朗読でした
2週連続出演でセリフ覚えられなかったんです
で、想像してみてください
画面上、本に目を落として、いくら感情豊かに読んでいたとしても
今回のように高評価をいただいたでしょうか
否、たぶんダメだったでしょう
朗読を否定しているのではありません
ただ、演じられているものと同じ土俵に立つのは難しいと思います
今回の結果は、本を読む私の代わりに分身がしっかりお客様の視点を受け
お客様の想像力が私の予想を超えていたことだと
私は思っています

なので、すべての感情を見せなくても、お客様はその想像力でその人の気持ちを読み解こうとします
だから、ちょっとしたしぐさや目線から悲しみや怒りを読み取ってくれます
謎解きを楽しむように動きの理由を探されます
なので動かないのもダメですが不用意な動きはお客様を混乱させます
動けないのなら動かないほうが良いと思います
手前味噌ですが私の2回目の「白紙」まさにそれでした

最後に

すみません、折角モノステに参加して、数回でモノステを去られる方も多く
駄文ですが思っていたことを書かせていただきました

私は7回目の出場で初優勝、宛書きまで13回の出場を要しました
続ければ確実に伸びます。笑

モノステ劇場支配人の池田レゴさんもツイートされてみえますが

自己流ではなく
ちゃんとした方に見ていただくのが一番良いと思います

私はかなり回り道をしたので。笑

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