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【ユニオンアリーナ】黄銀魂 お庭番デッキ解説

針瀬です。
昨日発売された銀魂ですが、カードリスト見てたら自分好みのコンセプトがあったため、早速研究しています。今から銀魂を組もうと考える方の参考になれば幸いです😆


デッキリスト

出典:ユニオンアリーナ
https://unionarena-tcg.com/jp/

デッキ概要

戦術指向

2000BPのカードを多用する他、0/1ステップや3/1レイドが目立つリストであるため、一見速攻タイプのデッキに見えますが、

  • 2000BPはバウンスコストとしての運用がメイン

  • バウンスコストをライフレースに還元するカード(4/1服部4/1信女)は必要APが多く、リソースが成熟してから真価を発揮する

の2点から、パワースパイクがそこまで早いデッキではありません。

ただ、〈レイド猿飛あやめ〉とそのレイド元だけが著しいスピードゲームを演出することがあるため、〈レイド猿飛あやめ〉による上ブレがある中速デッキという認識です。

相性

  • 猿飛あやめのお陰で早期にフロントのパワーラインが安定しやすい

  • 3/1銀時の防御性能が高い

の2点から【学園】のようなアグロデッキに耐性がある他、バウンスコストを扱うデッキであるため〈個性消失弾〉のような磔効果を持つ【オーバーホール】等に楽をしやすいです。

一方、

  • インパクトを持たない物量によるビートダウン

  • リソースが成熟していないとバウンスコストを充分に支払えない

といった性質から、除去によってこちらの手数を減らせる【ゲンスルー】【紫ギアス】といった相手には不利がつきやすいデッキになっています。

カードスペック

単体であれば〈3/1銀時〉、レイド元も込みだと〈3/1猿飛あやめ〉が過去カードと比較しても強力ですが、他カード群のカタログスペックは中の下~中の上であり、デッキパワーが特段高いコンセプトではありません。
所謂"噛み合い系"のデッキであり、上ブレに恵まれている分ボトムは低いデッキになっています。

採用カード

3/1猿飛あやめ+レイド元2種

出典:ユニオンアリーナ
https://unionarena-tcg.com/jp/

〈3/1猿飛あやめ〉は近しいスキルセットを持つ〈3/1トゥワイス〉と比較した際、行きのパワーラインが4000と後半も機能するボトムを持つものの、レイド時のハンドカウントは1枚少なく、またキャラをレストして出すことからプレイターンの攻撃数も伸びないため、高いバリューを持つカードではありません。

しかし、〈0/1猿飛あやめ〉はレイド元になることでデメリット無しにエナジー発生できるため、先攻2ターン目から強いゲームメイクが可能な点で〈3/1猿飛あやめ〉のピークを補強しており、
〈1/1猿飛あやめ〉はレイド元になりながらレイド先を探すことができるためボトムを補強しています。

このため単体のスペックが優れたカードでは無いものの、レイド元の強さから従来のカードより高い強度を発揮しており、【お庭番デッキ】の核となっています。

3/1銀時

出典:ユニオンアリーナ
https://unionarena-tcg.com/jp/

類似カードとして〈3/1スザク〉〈3/1ラミリス〉といった純粋に1APを踏み倒すカード群がありますが、これらと比較して

  • 即時性が薄い

  • レイド元として適性が無い

といったシチュエーションの不利がある一方で、

  • 3000BPとアタッカーとして機能する

  • 3エナジーまで踏み倒せる+レイドまで可能と範囲に加え効果量も高い

  • 相手ターンにも発動するためインパクト無効と合わせて防御札として機能する

と3点でメリットを持っており、従来強力と謳われてきたカード群よりも一回り以上高いピークを持っています。

このため本デッキだけでなく、黄色の銀魂を組む際は基本的に率先採用のパワーを持つと認識しています。

4/1服部

出典:ユニオンアリーナ
https://unionarena-tcg.com/jp/

アクティブ登場には2AP消費が必要であることから、なんでもレイド元になるレイドバニラのような使用感であり、

  • ハンドカウントが増える

  • 本人はバニラ4000

であることから〈4/1伏黒〉のようなカードが比較対象として近いです。
これに比べてAPのカウントは稼げないため、バウンスコストの対象が特に仕事量を持たない場合は〈4/1伏黒〉と比較しても低いスペックでキャストすることになります。

しかし、〈2/1茂茂〉もしくは〈3/1銀時〉をバウンスコストにした場合は〈4/1伏黒〉と近しいスペックを発揮し、
仮に〈3/1銀時〉をバウンス→ 銀時で〈2/1茂茂〉をプレイをした場合は、〈4/1伏黒〉を超えるスペックを発揮できます。

このため毎回バウンスコストを支払うのではなく、手札やリソースの成熟具合によってバウンス効果を使用するかどうかを判断しましょう。

ファイナル

出典:ユニオンアリーナ
https://unionarena-tcg.com/jp/

バウンスコストを運用する都合上、手札が飽和気味な一方でAPが枯渇するため、4枚採用しています。
また〈0/1猿飛あやめ〉のレスト効果を使う機会が最も多いデッキであり、先攻2ターン目からファイナルを絡めてビッグムーブを作れるパターンがあるため、折角のこれを使わない手は無いと考えています。

4/1信女

出典:ユニオンアリーナ
https://unionarena-tcg.com/jp/

〈3/1銀時〉〈3/1異三郎〉と合わせることで現実的な6パン7パンを引き起こせる強力な詰めですが、後続の動きが弱まるので無闇に使うと自滅します。
お庭番の強みと弱みを併せ持つピーキーなカードであり、ゲーム中で1枚機能すれば十分なので枚数は要検討です。

0/1服部

出典:ユニオンアリーナ
https://unionarena-tcg.com/jp/

0エナジーに関して、レイド元である〈0/1猿飛あやめ〉〈0/1今井信女〉はレイド元が他に少なく、素直に最大積載が望ましいです。

3スロット目は散らしています。
まず〈0/1服部〉に関して、単体は強力なカードですがデッキの戦術指向上4枚率先採用ではないと考えています。
全てを説明すると長くなるので端折りますが、ステップというキーワードは低エナジーであるほど攻撃性能に傾倒し、高エナジーであるほど防御性能に系統する能力です。

前述した通り、本デッキは基本的に中速に位置するデッキである他、2ターン目に〈0/1猿飛あやめ〉起動からビッグムーブを起こす展開が強力であるため〈0/1猿飛あやめ〉を優先的にプレイする場合が多く、0エナジーステップの有用性が低いです。

よって〈0/1徳川そよ〉や〈0/1インパクト無効〉と競合する程度の優先度に落ち着いています。

0/1徳川そよ

出典:ユニオンアリーナ
https://unionarena-tcg.com/jp/

バウンスコストの対象として一定量の仕事を発揮できる他、行きの数値が不安な〈3/1銀時〉をフォローすることが出来ます。
また、相手のターンに〈3/1銀時〉から出ることで4500や5000のブロッカーを作ることが出来るため、〈3/1銀時〉と合わせて4000インパクトを2回受けられる動きも存在します。
〈3/1猿飛あやめ〉のために服部名称が欲しかったのと、なんだかんだ2000ステップとして機能するタイミングが無視できなかったため、今回は服部3徳川そよ1で出ましたが、この1枚が本番で想定以上に強く作用したため2:2に変更予定です。

割愛。スペシャルが弱いです😌

薄桃杯結果

青宿儺先攻○
紫ギアス×
赤銀魂×
赤アルフェン○
紫真人○

全体的にやや下ブレに傾倒した日でしたが、そういった時にカード単体のスペックが重要になってくるので、そこに恵まれない本デッキとしては順当な結果だったと思います。

終わりに

動きが面白い割にそこそこの強度があり、極め付けに安価なので超オススメデッキです!是非使ってみてください😆

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