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【ユニオンアリーナ】ダークトライアドと黄ノワール解説

※本記事の画像は全てユニオンアリーナ(https://unionarena-tcg.com/jp/)様が出典となります。

解説とは書きましたが細かいところはやってません、半分雑記です。

ダークトライアド

チャーミーの部分は甘いです。ドロートリガー、カラーからの無償ブロック、0厚くしてハードマリガンへの導線として現状これにしてます

ユニオンアリーナ初のエクストラウィンであるというのもそうですが、同時にユニオンアリーナ史上最もパワースパイクが遅いデッキであるという性質を汲み取る必要がありました。

構築プレイの両方で極端に防御的なアプローチを要求されており、攻撃が必要な通常のデッキと根本的に理念が異なります。

◼️アタックの必要性

少なくとも本リストではレイドダンテ以外で基本的にアタックを行いません。
勝利手段がエクストラウィンであり、且つ攻撃性能を放棄した構成上、アタックによる勝利も狙いづらく、アタックはいたずらにトリガーを誘発する行為になっており、転じて相手の攻撃性能に高めてしまいます。

◼️レイドカードの必要性

本デッキではレイドカードを一種しか採用していません。
元々レイドというのは、4面しかアタッカーを用意できないルールから対数超過によって攻撃を通しづらいユニオンアリーナのゲームシステムにおいて、展開力を放棄して攻撃性能に変換するといった攻撃的なアプローチのギミックです。

そのため、度重なるブロックによってゲームを長引かせたい本デッキにおいて、ブロック効率を下げるレイドカードは必要性が薄いです。

唯一レイドダンテのみは、特定のシチュエーションでレイドできれば相手の有効アタック2回分を止められるカードになっており、高いブロック効率を演出できる可能性があります。
また純粋にブロッカーとしてBP4000がもう1スロット欲しかったこともあってレイドダンテを採用しました。(ちなみに一番最初に試したリストはレイド0種です。)

◼️ブロック効率を高める

これはこのデッキに限らないことですが、基本的に
高BPブロッカーによる無償のブロック>リソースを稼げるカードによるチャンプブロック>通常カードによるチャンプブロック
の順にブロック効率が高く、本デッキは前2つをどれだけ演出できるかによってゲームの強さが上下します。

レイドダンテを絡めた高BPブロッカーによる無償のブロック×2面を演出するために、3500以上のカードを3スロット程度は採用することが望ましいです。
(3スロ12枚だと3~4ターン目の素引き期待値が2.1を超える)

そんな感じです

黄ノワール

基本構造は展開系のレイドを中心に4000横並びのボードを作り、防御トリガーの差でライフレースに勝利するデッキです。

◼️カタログスペックの分解

5/1デイジーオーガ
レイド時1手札1APと三峰や白夜叉と同等水準のアドバンテージを生成しますが、
・レイドトリガーでは出力が大きく落ちる
・5エナジーである
・レイド元以外に名称指定がある
・他に効果が無く複数の役割を持てない
と4エナジー三峰や白夜叉に比べた際にマイナスポイントは多く、踏み倒せる範囲が大きいという利点を加味しても、スペックでは劣るカードになっています。

4/1デイジーオーガ
毎ターン1回のみ手札1枚をAP1に変換できるカードですが、総リソース量は平行線であり、起動効果がただ発動しているだけではゲームが強くなることはありません。

4/2カナタ
上記の通りレイド2種は普通に使うと強いカードではありませんが、4/2カナタを抽選して相手の有効アタック1回分(1手札1AP相当の効果量)を止めた場合は、環境レベルのレイドを優に超えるパフォーマンスが得られます。

よって本デッキは「普通に動いて及第点で4/2カナタが出ると強い」と捉えられがちですが、スペックを解いていくと「普通に動くと弱く、4/2カナタが出ると強い」水準のデッキであることがわかります。

◼️アイデンティティの確立

このことから本デッキは普通に戦っても、強いレイドを持ったデッキのパワーに追い付くことが出来ません。
本デッキのアイデンティティは「踏み倒した際にアドバンテージを稼げるキャラをゲーム中にどれだけ踏み倒せるか」であり、これを遂行することで初めて他デッキのパフォーマンスを超えることが可能になります。

3/1カナタ
アイデンティティを強めるためには、4/2カナタだけでは枚数が不足しています。
3/1カナタは4/2カナタ同様、概ね有効アタック1回分を生成できるカードであり、踏み倒し先として十分なバリューがあります。

4/1カナタ
4/2カナタや3/1カナタと異なり、踏み倒しても手札1枚分と稼げるアドバンテージが半分程度であり、4/1デイジーオーガから踏み倒せた場合においてもレイドリンウェルと同等レベルのアドバンテージしか稼げません。
コンボの先に待つリターンとしては薄く、またトリガーも持たないため優先度は低下すると判断しました。

上記から3/1カナタをリストに採用しました。

◼️コンボデッキの弱み

マスターとの契約
ノクチル等と同様、特定カードの組み合わせによって高バリューを発揮するデッキであり、サーチ(ルック)系のカードは必須レベルだと考えています。
また4/1デイジーオーガの存在から、抱えたハンドをボードへ変換する力は比較的強いデッキであり、4/1/3000の浅倉透を持つノクチルのハシルウマと近いイメージで運用できます。

そんな感じです。

ガメラ鬼滅の解説があがる中、若干の今更感があるデッキ2つですが、どちらもトップティアの次点レベルのパワーはあるので気が向いたら使ってみてください😎

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