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【ユニオンアリーナ】SAOレビュー(サンプルレシピ付き)

※本記事の画像は全てユニオンアリーナ(https://unionarena-tcg.com/jp/)様が出典となります。

本日発売SAO!
自分は日曜までユニアリできないのもあってパックを買えてすらいませんが、カードプールを見て感じたことをつらつら書いていこうと思います。
パックレビューはどうしてもネガティブな意見を発信する必要があるため、個人的に避けてはいたジャンルですが、思考整理には持ってこいの場なのでこれからはちょくちょくやっていこうかなと考えています。苦手な方はお気を付け下さい。

あと一旦こんな感じで考えてる、みたいなサンプルレシピも貼っておくので、初心者の方はそれだけでも参考にして頂けたら幸いです。(今回はノープレイなので参考程度にお願いします)


整合騎士

サンプルレシピ

低コスト帯がレイド元+ステップであり、小突きにいった小型をその後有効利用できるといった強ムーブを踏襲しています。

レイド

  • アリス(除去)

  • ユージオ(対数が潤沢になるゲーム後半で真価を発揮するフィニッシャー兼壁)

どちらも複数の名称指定を達成して初めて平均的なカタログスペックを超えるデザインであるため、除去に対しては脆いと予想されます。トレンドにはちょっと合っていないかもしれません。

着目したカード

4/1/4000リーファ

弱点になりそうな除去デッキに対してパンチ数を確約できるカードです。またステップ2種の採用によってトリガーが薄くなっている弱みをゲットトリガーに変換することができる点も有用だと考えます。

女神

サンプルレシピ

自傷→ライフ条件によってパワーアップするマッチポンプデッキ。短期決戦が基本になると想定されます。

レイド

  • アスナ(擬似レストロック)

  • シノン(フィニッシャー)

アスナは条件達成しないとレストロック系の中でも弱い部類なので、レイドタイミングは可能な限りライフ4以下で行うことが望ましいです。

着目したカード

0/1/2000キリト+1/1/2500アリス

基本的には殴り合いに持っていくことになると思うので、低コストもパワフルなカードからアプローチするのが望ましく見えます。自らライフを消費するためトリガーのバリューも低く、ステップ2種や3000シノンといったBPが高い代わりにトリガーを持たないカードの優先度も上がっていると考えます。

アスナユウキ

サンプルレシピ

ダメージ2は前半にプレイするほどバリューを得られる能力ですが、これを時間帯制約によって得るカードがフィニッシャー枠になっているため、デッキロジックは厳しく見えます。(青テイルズのSRロウと同ベクトル)

レイド及びメインアタッカー

  • アスナ(フィニッシャー)

  • ユウキ(刹那的な性能でありライフ1点あたりの価値が高くなる後半に強い)

条件上は4/2ユウキで墓地を増やしながらアスナでフィニッシュへ向かう流れですが、効果内容はアスナが序盤に強いダメージ2(中盤以降はリソースが潤沢になりブロックの余裕が増えるため)を持ち、逆にユウキは後半に強い効果(複数の高BPに対して効率の良いバトル性能)を持っているため、時間帯制約と効果内容が噛み合っておらず出力は伸び悩みそうな印象を受けます。

着目したカード

3/1/3500クライン+銃士X

3/1/3500クラインは4/2/4000ユウキが止められない小型のアタックをカバーできる他、

  • 銃士X込みで12枚入るアクティブトリガー

  • 2/1/3000ユウキの退場効果

  • カラートリガーから出た銃士X

によって4000BP超過の2回ブロックを形成できる機会に富んでおり、墓地を肥やすまでの時間稼ぎとして選択肢になり得ると考えます。

キリトシノン

サンプルレシピ

5000BPキリト擁する高エナジーデッキ枠。基本的にはロングゲームでじわじわライフを削っていくスタイルになると考えられます。

レイド

  • シノン(ボード処理)

  • キリト(除去耐性、大型脅威)

従来の大型脅威と比較して、ボード処理・ボード維持と盤面優位を取ることに特化している一方、ライフアプローチの力は控えめであり、テンポロスした際にライフレースを巻き返すポイントが設置されていないため、操作性はやや特殊になりそうです。プールとしてのまとまりはランスロットやクラピカよりも五条に近い印象を受けました。

着目したカード

4/1/4000ユウキ


高エナジーのユニットのみにボリュームゾーンを設置すると、これらを引けなかった際にライフレースで不利を背負い、ランスロット等と比べてこれを巻き返すほどのライフアプローチ力は無いため、厳しいゲーム展開を強いられる恐れがあります。
そのため4/1/4000キリトだけでなく、ユウキまで設置して中間層でもライフを取れるように構成することが望ましいプールに見えました。
〈シウネー〉が採用されやすいためルーターの機会もあり、ロングゲームを目指す本デッキにとってはインパクト無効も有用です。

青アインクラッド

サンプルレシピ

真っ直ぐな脅威形成系のデッキであり、プールのイメージは青ブルーロックのチームZに近い印象を受けます。
除去が旺盛する現環境では不利を受けそうですが、ライフアプローチ性能はSAOプールにおいて群を抜いていると考えられます。

レイド

  • キリト(複数回攻撃)

  • アスナ(インパクト)

序盤は複数回攻撃でライフを削り、残りをインパクトで差すといった真っ直ぐなライフアプローチの構造をしていますが、近似である禰󠄀豆子炭治郎と比べるとフィニッシャーであるインパクトカードをエナジーラインに隠せない点がやや残念には感じます。
しかしキリトとスイッチして後列から出てくるアスナの攻撃性能の高さは禰󠄀豆子炭治郎と異なる点であり、4000BPアタックの押し付け回数がアイデンティティとなるのではないかと考えています。

着目したカード

特に無し
パワーカード以外はほぼレイド元とレイド先といったあまりにも無駄の無いプールをもらっているため、初見の段階ではデザイナーズ色の強い構成が一番強そうに見えます。

青ALO

サンプルレシピ

リソース参照のビートダウン。全体的に除去に弱めな本パックのデッキ群の中でもとりわけ除去が厳しそうなプールであり、扱いはデリケートに見えます。

レイド

  • リーファ(パワー型ビートダウン)

4000BPラインの形成や3500のブロック不可によって、4000BP横並びに対してプレッシャーを掛けることのできるプールになっていますが、手札枚数などのリソースを参照して出力が上下するデッキはリソース削減に対して弱点を背負っており、とりわけ除去が旺盛している現ベーシックプールでは厳しい立ち位置になるかもしれません。

着目したカード

3/2/2000アスナ

手札カウント+1に加え踏み倒し先によっては4000BPの有効アタックを形成できるため、ALOのプールで最もピークのあるカードであり、これの機能量によってゲームの強度が上下すると予想されます。
またこれのピークを維持するために3/1/3500ユージーンと4/1/4000キリトの最大積載が望ましいと考えています。

おわりに

ファーストインプレッションはこんな感じです。ベーシックはキリトシノン、争奪戦もキリトシノンか整合騎士辺りが一番戦えそうなのかな?という印象を受けました。どちらのフォーマットも超楽しみですね!
あとこれは完全に余談なのですが、直葉が好きなのでカードにはリーファしかいなくて少し寂しくなりました😌

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