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【ユニオンアリーナ】三峰と白夜叉の弱点って何?

※本記事の画像は全てユニオンアリーナ(https://unionarena-tcg.com/jp/)様が出典となります。

昨日tlで除去(虎杖やアスタ)に対する対策は展開効果(白夜叉、三峰)だけど、展開効果に対する対策は何か?という疑問を目にした。

結論から言うと、対策というか、有効な戦術は脅威展開(脅威性)に当たると考えている。

・ランスロット(ダメ2+インパクト)
・4/2夏油
・レイド影山

といった生存時間が長ければ長いだけアドバンテージをもたらす類のカードだ。

3種のスキル系統

本ゲームにおけるスキルの志向性はざっくばらんに
・脅威
・除去
・展開
の3種に大別される。

脅威

ランスロットや4/2夏油のようなカードは生存時間が長いとゲームに莫大なアドバンテージを生み出す。これに属するカード軍はほとんどの場合、2回効果を発動できると展開系が短期的に発生させるアドバンテージを超えるパラメータが設定してある。

除去

ランスロットや夏油の生存を許さない。脅威性の高いカードはピークが高い代わりにボトムが低いもしくはコストが重い場合が多く、即座に除去されることでアドバンテージを取られる。

展開

カードの展開によって真反対のベクトルを持つ除去に対応する。しかし実態としては本ゲームで設定されているパラメータはそれだけで対策戦術になるというほど除去に対するガードが上がっている訳ではない。ただ、受動的な除去と異なり能動的にゲーム進行を行える点で、対面した際は除去側が後手に回る場合が多く、展開側に分がある認識に相違はない。

脅威性はアンティーカへのカウンターとなるか

では代表的な展開系でもあるレイド三峰に対して、脅威性のベクトルを持つカードはカウンターとなるのか。

これも結論から言うと「机上論上はそうだが、カードプール上、つまり実態としては対策になっていない」である。

何故ならユニオンアリーナのほぼ全てのデッキには除去の代表格であるスペシャルが投入されており、そもそも脅威性(というか低ボトム高ピークのカード)に対してのガードが高く設定されたゲームだからだ。

展開や除去といった戦術性を持つカードが場に出た時点で一定の戦果をあげるため、スペシャルで除去されても痛手を負いにくい一方で、脅威性だけは全てのデッキに対策されている。

そのため展開+脅威に戦術志向が寄っているアンティーカでも脅威性に対しての耐性があり、脅威の展開よる対応は明確な有効打になり得ない。

ここで【黄伏黒】を例に挙げると、あれはレイドどころかスペシャルの効果まで展開に寄っているため、除去への耐性は高いが、一度着地したランスロットや夏油に対しては有効な手立てが無いことが明白である。

つまるところあそこまで展開に傾倒すると机上論通り脅威性に対しての弱点が明確になるが、アンティーカや白夜叉が普通のスペシャルを用いる以上そうはならないのが実態だ。

まとめ

だから展開系のレイドは強い。
能動的であるため除去に対するイニシアチブがある他、スペシャルというゲーム基盤に相性補完を施されている。
伏黒のようにスペシャルが除去以外に沢山存在するならまだしも、除去スペシャルが圧倒的マジョリティである本ゲームにおいて「スペシャルが弱点である脅威が弱く」「スペシャルが弱点でない除去と展開が強い」という現状を覆すのは将来的に見てもかなり困難だ。

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