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ありがとうhonto with

六月になってしまいました。そう、五月が終わり、タイトルにある通り、honto withとの別れが来てしまいました。サービス終了。ゲーマーがゲームの終わりに聞く言葉だとばかり思っていたのに、まさか自分の身に起こるとは。ショックでした。

honto withは丸善・ジュンク堂が提供しているスマホアプリで、本の検索から書店の検索まででき、書店の在庫状況から自分の買った本まで調べられて、今後買いたい本まで記録できるという便利なものでした。調べたところ私は2017年から利用していました。初めのうちはポイントカードをすぐ無くすからアプリをダウンロードしたものと思われますが、コロナ禍あたりで本屋に行くしか娯楽がない時期にすっかり活用するようになってしまい、これまで愛用してきました。

中でも買った本が自動的に記録されていくのが積読メイカーである私にはとても便利で、買ったかどうかその場ですぐに確認できるのが最高でした。当然書店の在庫状況を見るのも便利で、新刊は大抵お店にありますが、少し前に出た本だと調べてから行かなければ無駄足になるので、本当に助かっていました。
(だって密林で通販すると折れた本しか届かないでしょ)

そんなわけで、自動的に買った本が記録される最後の機会に思う存分本を買っておこうと思い、京都の丸善に行ってきました。
買ったものがトップの画像になっている6冊です。
短歌の歌集2冊、サイン入りのエッセイ1冊、台湾の作家の本2冊、ミステリ1冊。玄関の覗き穴〜と車椅子探偵〜は元々気になっていた本で、それ以外はその場で気になった本です。面白そうだと思った本を買おうと決めて丸善に行ったので、6冊持ってレジに行き・・・

一万三千円越え?!

まぁそういうこともありますか・・・文庫が入っていないし。ちょっと焦りましたが買いました。

さて今後ですが。新しいアプリがこの先徐々にリリースされてくるようですが、私の愛用していた自分の本を管理できる機能が実装されるのは一年後くらいのようです。それまでどうやって本を管理すれば良いのやら。
ネット版のhontoは生き残っているようなので、そちらを使うしかないのでしょうが、ハンド登録ほどやらないことはないですよね。面倒臭い。アプリはバーコードの読み取りもできて良かったなぁ。

在庫の検索も出来ないのはやや不便ですが、まぁ京都の丸善には大抵のものがあるので諦めます。その昔は四条にジュンク堂があって、そこが大好きでした。ジュンク堂といえば堂島本店も好きです。茶屋町より堂島派。脱線脱線。

まぁ私は丸善の近所に住んでいるので取り置きや通販はほぼ使ってこなかったのですが、巨大な本屋がない地域の方は(あんな折れた本が送られてくる通販は使いたくないだろうから)まともな本の購入手段として活用されていたのだろうな、と思います。e-honで通販ができるとはいえ、手段が変わるだけで面倒ですよね。

最後に買った本を記載しておきます。ちゃんと読みますよ!!


 青松 輝 (著) ナナロク社
玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ
 木下 龍也 (著),岡野 大嗣 (著) ナナロク社
迷子手帳
 穂村 弘 (著) 講談社
雨の島
 呉 明益 (著),及川 茜 (訳) 河出書房新社
南光
 朱 和之 (著),中村 加代子 (訳) 春秋社
車椅子探偵の幸運な日々
 ウィル・リーチ (著),服部 京子 (訳) 早川書房

記録されております

さて。教習所の時間まで北森鴻の写楽・考を読んで過ごそうと思います。
今回もありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

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