犠牲なき献身こそ真の奉仕とはどういうことでしょうか。

質問

犠牲なき献身こそ真の奉仕とはどういうことでしょうか。相手のためを思って→いや自分のためだろ→でも相手のためにもなってるよな→いややっぱ最終的には自分だろ→自分軸で考えてたらあかんよな→いやでも自分のためだろ→の無限ループです。どうしましょう。

フローレンス・ナイチンゲールの言葉ですね、マザーテレサも同じようなことを言っております。

誤解をおそれずに言うと、自分にできることをやりなさい。という言葉に集約できると思います。

自己満足以外の満足はない、これが出発点になります。言い方を変えると僕たちは実は絶対的に他者を理解することができないということかもしれません。

僕たちは、自分が満足しているという状態を理解することはできますが、他者が満足しているということについて、理解することは絶対にできないのです。

僕が見えている赤色と人が見ている赤色が同じ赤色だとは限らないということなんです。

で、僕が本当に距離をおく言葉が、『あなたのためを思って言っている』というなかなかクソみたいな言葉です。

例えば、子供に勉強しなさいと口うるさく言うときに、あなたの将来のためだからというのは、欺瞞があると思っております。

あなたのためではなく、子供が勉強しなくて将来、生活などに困るようなことになるのを、自分がみたくないんだよね?

という立場をとります。

相手のためになっている、なっていないは、あまり関係ないのです。自分がそういった状態が嫌だというのなら、やりましょうと言うことです。

そして、犠牲なき献身こそ真の奉仕というのは、自分があなたのためにとか、そういった気持ちで行うものは、長続きしまへんでということだと思っております。

誰かのために自分が犠牲になるのではなく、別に自分のためにやっているから気にしないでピロピロピロぐらいのものでございます。

もちろん、この言葉には経済的な意味合いも含んでおりますが、根本的には誰かのために犠牲になるなんていうのは、ちょっと自分を大事にしていないんじゃないの?ピロピロピロというものでございます。

まずは、自分を大事に。

自分を大事に出来ない人間が他人を大事にできるわけはありません。

大事にするのは、楽をさせることじゃありません。

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