株式会社geneが労務管理をきちんとする道のりと道筋を作った人事部長Aのお話③僕を冷静に解説してツライ(´・ω・`)

やっと群発頭痛が治った+忘年会シーズンで、飲み会が多い時期である
(´・ω・`)

ぼくは、お酒を飲むと不思議なことにバカになるので、大変である。ふだんは150%くらいのバカさかげんであるが、お酒を飲んだから、8無量大数%のバカになる。

火曜日は、朝から人事部長Aに『先生、ぼくが待っているのではないのです、読者が待っているのです(´・ω・`)』と原稿を待っていたが、到着したのは、ぼくが飲み始めている時間帯だ。

そして人事部長Aじたいの原稿は一切のリライトを要求しないが、僕の考えをいれることも必要なので、掲載するのに少し時間がかかるのだ(´・ω・`)

さて、それでは人事部長Aの『わたしは働きたくない③』である。

このタイトルだけど、ぼくはよくスタッフが頑張りますというと、『頑張らなくていいよ、成果を考えろ』と伝える。

頑張ることを宣言すると、フォーカスがずれる。大切なことは頑張ることではない成果をあげることである。『わたしは働きたくない』というタイトルは、そこに通じるものがあり、実は好ましく思っている(´・ω・`)


『わたしは働きたくない③』

前回で「働くのはいやだがお金はほしい」というどうしようもない特性に「楽しく生きたい」という属性が付与された私だが、読み返してみたところ少々社長をほめすぎたな※1、と現在深く反省している。

社長※1 この人事部長、はじめからとばし過ぎである。

そのため、今回ははじめにもう少しだけ社長について伝えてみたいと思う。

 基本的に張本浩平という当社の社長は「誰しもが中学二年のころに見る幻想を抱えたまま大人になってしまった男」であり「四十路を過ぎたが俺はエヴァン○リオンに乗れる」※2と信じているような方である。

社長※2 え?おれ乗れるだろエヴァ(´・ω・`)

我々があくせく働いている間に出張中の新幹線の中で某大物お笑い芸人に遭遇したと写真を送りつけてよこし(あげくそれを全従業員が見ているSNSへ投稿して従業員から「社長は私たちが働いている間に遊んでいる」※3とイラっとされ)、今夏、中国での講演に招待された際には「一緒に行こうよぉ」と従業員たちに声をかけ「中国についていって何するんですか」と聞くと「キング○ムごっこ」と笑顔でのたまうなど、頭を抱えたくなるような面を多々お持ちになっている。※4

社長※3 広島からの出張の帰りの新幹線だもん、遊んでないもん
社長※4 どうして僕は人がちゃんとできることができないのだろうと神を呪っております、キングダムではシュンメンがお気に入りです(´・ω・`)

画像1

 が、ただひとつ、社長自身もときどき誇らしく語っている<リハビリテーションをかたちにする>というこの考え方は、ほお! と脱帽せざるをえない。※5 

※5 いいぞ、その調子だ(´・ω・`)もっとこい、もっとぼくのいい面だけを世界に発信するんだ(´・ω・`)

ある日の会議の中で突然「理念を考えた」と言いだしたときには皆きょとんとしたものだったが<リハビリテーションをかたちにする>という考えは、噛めば噛むほど味が出て自分なりの解釈ができてどの職種にもあてはめることができるすばらしいものだと当社の従業員のほとんどが考えているものと思う。

まあそれ以外の面に関してはどこにでもいるふつうの、とはちょっと言いがたい愉快な四十路のおじさまで、誰もプレイしていない『星のドラゴンクエスト』の強い装備を自慢してきたり※6、会議の最中に突然「3000ペリカで」※7と言って多くのスタッフをぽかんとさせるような方だ。

※6 勇者の剣でギガクラッシュ×2積みである、わかる人だけわかればよいのだ
※7 ペリカは円の10%の価値というのは日本の基礎教養でしょうが!!


皆さんあまり社長に幻想を抱いて社長を調子にのせないでいただきたいなあ、というのがgene従業員としての私からのお願いである。※8

※8 僕からもお願いします、よく伝えるけどリハビリテーションを『かたち』にするという部分だけ、信用してください。あとはヒドイです。

 閑話休題。さて、前回まではシミュレーションゲームのように会社が変わることを楽しんでいた私だが、ここで今一度思いだしてほしいのが私の特性である。

めちゃくちゃ働いてるじゃん! と思ったかもしれないが、私のこうした行動はすべて「働くのはいやだがお金はほしい」という信念に基づいて実行されている。つまり、前回述べた「セミナー・出版チームのスタッフたちが自ら動くことができる環境を整える」ということを「自分が動かずとも業務が遂行され、うまくいけば業績が向上して結果に結びつく」ということに繋げたいという野望を抱いていたわけである。天才。※9

※9 まあ、控えめに言って見事な手腕だな(´・ω・`)

皆が意欲をもって気持ちよく働くことができる環境を整えればスタッフのモチベーションが上がっていわゆる「良い仕事」ができて「良い結果」に繋がるのではないか、と、なによりもそこを優先することが私の管理職としての使命だと考えるに至ったのだ。

 これは現在の法人管理室でも存分に発揮させてもらっている。セミナー・出版の当時は上司がいたが、今は部長職(チーフリーダー)である自分がてっぺんだ。

権限が増えただけでなく、当社の部長職は管理監督者と位置づけられ、出勤義務がなくなる。どういうことかというと、出社しなくてもいい。家にいてできる仕事は家でしてもいいし、電話やSNSで指示を出してもいい。結果さえ残せば会社にいなくてもいい。これほど私に合った最高のワークスタイルはないだろうと私は現在部長職を大変に謳歌している。※10

※10 管理職の求めるのは成果だけです、株式会社geneの成果はステークホルダーの満足度と会社の存続可能利益です

 どうでもいい余談だが、私は2018年の3月のある日突然「そうだ、会社、辞めよう」と決意したことがあった。

だれにもなにも相談していないし辞めたいと口にしたこともなかったが、ある朝起きたらなんだかそういう気分だった。

出社後その気持ちのまま社長室に奇襲をかけ「会社を辞めようと思うんですけど」と社長に告げたところ「えっなんで!?」と当然のように驚かれた。私はけろりと「数字を追うのが楽しくないからです」と答えた。

記念すべき第1回のときに『数字に関しては8+5の計算をするのに指を駆使するレベルで壊滅的』と書いたとおり私は数字を追うのが本当にだめだめで、売上と満足度が成果となるセミナー・出版事業はどうにもつらいものがあった。

そんな中でも自分が得意だと思っているスタッフの育成や労務管理、環境を整える等の役割はどうにか果たしたと思っていたので、そろそろ辞めてもいいだろうと軽く考えていた。

だから社長に軽くそう告げたのだが「え、じゃあ何なら楽しいの」と社長が言うので「うーん、まあ人事とか総務とかなんか法人管理室みたいな仕事ですかね」と、辞める気まんまんだった私はその場で思いついたことを適当に口にした。

当社には数字を追わなくてもいい部門が法人管理室しかないので、ほかに選択肢がなかっただけだった。結果、土日が明けたら私の法人管理室への異動が決定していた。

法人管理室のスタッフが「これAさんに引き継いでって社長からご指示があったんですけど~」と仕事を持ってきた。

完全に寝耳に水だった私は再び社長室に奇襲をかけたが「おう、四月から法人管理室で頼むわ」と社長は軽く言ったのだ。

社長と私は思いついたら即実行の主義同士、なるほど適当と適当が融合するとこういうことになるんだな、と私は学んだのだった。※11

※11 ひとつ賢くなったね(´・ω・`)

 そんな経緯があり法人管理室という管理部門の部長職となった私に課せられたつぎの使命は、法人管理室内の乱れに乱れた労務管理だった。

労務管理じたいが管理部門の仕事では? と思うかもしれないが、そうではなくまずこの当時の法人管理室のスタッフたちはとにかく時間外労働=残業があほみたいに多かった。20時間30時間はあたりまえ、社内でいちばん多いのもあたりまえ、と、もう本当に信じられないぐらいに多かった。

そしてスタッフたちには残業はよくないものという意識もなかったし、ついでに人間関係も最悪だった。チームワークを活かして効率的に業務を進めるセミナーチームとは雲泥の差だった。

当時法人管理室を管理していたのは社長である。やはり社長はリハビリテーションをかたちにすること以外はどうにもうまくできない方のようだった。※12

※12 うん、できない(´・ω・`)まったくできない

 お金を稼ぐわけじゃない部署がなぜこれほどまでに残業をするのか、そういうことをするから管理部門は生産性がないくせにやたらと金を食う部署だと陰口を叩かれるんだ(注※当社内ではなく一般的な話)と憤慨した私は半年で立て直してやると誓い、各スタッフの業務内容・業務の進め方・人間関係などあらゆることの確認・把握、そして整理を行った。

またしても全力で働かなければいけなくなったわけだが、そこはそれ、例のごとくシミュレーションゲームの感覚で、時間外労働が徐々に減り、冗談のようだがごくあたりまえのように月に数回は勃発していたスタッフ同士の口喧嘩が月に一度ぐらいまでおさまるのを眺めるのは楽しいものだったし、夏を過ぎて秋になるころには目に見えて時間外労働が減少、スタッフ同士は談笑するほどになった。

 そして今、私が法人管理室のチーフリーダーとなって1年半が過ぎたが、法人管理室は毎月社内の時間外労働の少ない部署1位をキープしており、昨年までと比べて給与や労務のミスも大幅に減少、最近では社内報の作成なども始めてひきこもり業務気味だったスタッフたちは他部署との交流も積極的に行い、まだまだ至らぬ面はあり成長途中ではあるものの明るく元気な自慢の部署になってきたと私は感じている。

みんなやればできる子。これは私のモットー※13だが、何事もまずは意識と心がけなのだ。とてもじゃないが表に出せなかったスタッフたちが社外の営業さんや社内のスタッフたちとやりとりしているのを、私はほほえましく見守っている。

※13 なぜ、ぼくにその温かい気持ちを向けることができないのか、疑問である、ぼくもやればできる子である(´・ω・`)

 ところで、法人管理室が成長するのと同時に、私にはまた新たな属性が付与された。それは「可能な限り出社したくない」である。正しくは「可能な限り家から出たくない」なのであるが、私は働きたくないがお金はほしいし、楽しく生きたいし、可能な限り家から出たくないし、実際ほとんど会社にいない。社長よりいない。※14

※14 立ち位置としては完全にSSSクラスのレアリティである、ほんとに僕よりいない、引きこもっている(´・ω・`)

管理監督者である部長職を大変に謳歌しているというのは、業務の指示や確認の大半を自宅から行うというこの状態をさしている。

指定されている文字数をオーバーしてしまっているのでこの話は次回以降に持ち越したいと思うが、ここまであまりにも実用的でなくなんの参考にもならない内容となってしまったので、今度こそ実用的な内容を含めて「弊社ホワイト企業!!」になった経緯や出社せずに部署を円滑にまわす方法を書いていきたいと思う。

 長らくの自分語りにおつきあいいただき、誠にありがとうございました。実用面はあまり期待せず次回もまたよろしくお願いいたします。

※ 人事部長Aのお話は週1連載です(´・ω・`)


で、ここから広報です。

株式会社geneは、来年度の採用において、すべての訪問の事業所で看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を募集いたします。

自慢してもいい?現在の離職率は年間3.4%となっており、べつに職員がやめて補充が必要なのではないのです。

拡大のための採用です。

ただし、弊社は看護師とリハスタッフの協業に価値があると考えておりますので、そのバランスのもとに採用を進めております。

リハ職だけで豊かな在宅療養を達成するのは難しいのです、チームの力が必要なのです。

僕たちのサービスを待っている人がいるのです

売るのではないです、届けるのです

僕たちの仕事は売上だけが指標になったら、とても寂しい仕事です

いっしょに待っている人に届けましょう(´・ω・`)

ちなみに弊社の管理職以外の平均給与は以下のようになっております。

非管理職のリハスタッフ平均総支給額31.6万円(時間外4.2時間)

非管理職の看護スタッフの平均総支給額36.2万円(時間外6.2時間)

もちろん、これに賞与が3.1ヵ月(昨年度実績)あります。

採用情報はこちら↓↓↓
www.gene-llc.jp

株式会社geneでは、「リハビリテーションをかたちにする」ため
一緒に働いてくださるコメディカルスタッフを募集しております!

当社のセミナー事業部門では
年間360本ものコメディカルスタッフ向けのセミナーを開催しています。
そして、当ステーションの従業員は、正社員・パート社員問わず
なんとその【 360本のセミナーすべてを無料で受講 】することができます!

当社は、利用者様のQOL向上だけでなく、
当社に勤める社員自身のQOL向上も大切にしている会社です。例を挙げると……

◆残業代はしっかり全額を支給!
 (サービス残業は許しません!)
◆住宅手当
(勤務地より徒歩2km以内の賃貸住宅に住み、世帯主である正社員は月2万円を支給)
◆バースデー休暇
(誕生日のある月は、年次有給休暇とはべつに有休を<1日>プレゼント)
◆当社発行の雑誌や書籍は社員の購入費<半額>!
(さらに各事業所に1冊ずつ置いてあるのでいつでも参照できます)
■アウトドアイベント補助費(年2回まで)
(スタッフ発案でバーベキュー会・釣り会などが実施されています)
■研修補助費
 (研修会への参加はもちろん、書籍購入にも適用されます)
■懇親会補助費(年4回まで)

などなど、福利厚生も充実しています。
ぜひ一緒にリハビリテーションを「かたち」にしましょう!

サポートいただきましたら、社会貢献のために寄付をしたいと思います。 年に2回おこない、寄付に関しては報告をいたします(´・ω・`)