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《絵本レビュー》おばけのアイスクリームやさん

こんばんは(^^)

毎日雨ですね。
寝室がジメジメして除湿してもカラッとしないのがテンション下がりますねぇ〜。

こんな日は、アイスを食べようと思いまして、娘とわたしが大好きなパピコを買いましたっ!
ご褒美って大切ですハイ(笑)

というわけで、今宵レビューする絵本はアイスにまつわる話【おばけのアイスクリームやさん】です。

作者は、安西水丸さん。
初版は、2006年6月です。


《ストーリーについて》


おばけの、ぼんちゃんは森でアイスクリーム屋さんをしています。

うさぎちゃんアイス!
ねこちゃんアイス!
おさるくんアイス!
双子のはとさんアイス!
ぞうさんアイス!

さぁさぁ、一体どんな形のアイスなのでしょう?

みんな、ぼんちゃんが作ったアイスが大好きな、とってもカワイイ幸せが伝わってくる、美味しい物語です。

《10コの好きなところ》

①表紙は、ぼんちゃんがぼんちゃんアイスかな?を手に持っているところが描かれていて、とても可愛い♡

②見返しも、題字の色とあわせているような用紙で、アイスクリームを食べたくなる。

③題字の文字が、フリーハンドで書いたようなタッチで絵とマッチしている。黄色い色に縁取りの黒い線が際立つ。

④絵は、シンプルな〝ゆるカワ〟系で、おばけが主人公なのに怖くないし、全ての登場するキャラクターたちの目線が読者の方を向いているところが素敵。

⑤文は、次々とぼんちゃんがアイスを配る様子を淡々と書いているところ、そして呼びかけの〝やぁ〟や〝はーい〟で相手との仲の良さが伝わる。

⑥構図も同じ視点で描かれているので小さい子でも見やすい。

⑦しかも、キャラクターのレイアウトも左のページにぼんちゃん、右のページに登場するキャラクターと固定されているところも、さらに見やすくなっている。

⑧ぼんちゃんが、身につけているバックの中にはアイス道具とアイスが入っているんだろうなと想像力が掻き立てられる。

⑨そして、一体それはどんな風に仕切られているのかなとか、保冷されているのかなとか考えてしまうところ(笑)

⑩最後は、みんなでアイスクリームを食べてハッピーエンド!

《読み聞かせをしてみて》


娘たち(8才・5才)は、

『ぞうさんの、アイスだけさ、でかいね』

『わたしはね、うさちゃんアイスがいちばんカワイイとおもうけど、ママは?』

『ぼんちゃんってさ、おばけなのにアイスたべれるのー?』

って、言ってました。(笑)

私の感想としては、この〝ゆるカワ〟なタッチ×アイスの物語で幸せを感じながら読み聞かせしました。心がほんわか癒されました。

《おしまいの言葉》


いやぁ、この夏バテしている時に、こんな絵本はありがたかったです。

(だって、登場するキャラクターたち、みーんな、ニコニコしながらアイスもってんっすよ!)

アイスは、人を笑顔にしますね。

いいなぁ、この物語の中に入って、ぼんちゃんに私用のアイスつくってほしいなぁ〜

☆彡

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