電磁気学の実験
1.目的
座学で学んだ電磁気の内容を演示実験によって確認する。
2.磁界の発生
①永久磁石の近くに方位磁針を配置して磁界の向きを観察する。
②磁界観察槽を見て、磁界の強さを確認する。
⇒( 棒磁石の両端に鉄粉が集中していた。)
⇒( 両端の磁極に磁界が集中している。)
3.電気ブランコ
①原理
フレミング左手 ⇒ 磁界中の電線に電流が流れると力がはたらく
②電磁力がはたらく向きを確認する。
③実際にU字磁石の中にあるコイルに電流を流して確認する。
⇒( 電磁力の働く向きにコイルが動く)
④電流を逆方向に流すとどうなるか?
⇒( 逆方向にコイルが動いた)
4.コイルに発生する起電力
①原理
電磁誘導 ⇒ コイルの中の磁束が変化すると起電力が発生する。
N極を近づける ⇒ 磁束が(増加)する 左に針がふれる
N極を遠ざける ⇒ 磁束が(減少)する 右に針がふれる
S極を近づける ⇒ 磁束が(減少)する 右に針がふれる
S極を遠ざける ⇒ 磁束が(増加)する 左に針がふれる
②コイルに磁石を近づけたり遠ざけたりする。そのときの起電力を確認する。
③コイルにゆっくり磁石を近づけた場合はどうなるか?
⇒( 起電力はほとんど発生しない )
④コイルに入れた磁石に動きがない場合はどうなるか?。
⇒( 起電力は全く発生しない )
5.アラゴの円盤
①原理
〇磁界中の導体が動くと、電流(起電力)が発生(フレミング右手)
〇磁界中で電流が流れていると導体には力がはたらく(フレミング左手)
②実験
〇アルミ板は磁石につくか?
⇒( つかない。比透磁率が空気とほとんど同じ。 )
〇水の上に発泡スチロールを浮かべアルミ板をのせる。その上で磁石を移動させると?
⇒( 全然くっついていかない。)
〇ハンドスピナーに磁石を取り付けてそのアルミ板の上で回転させると?
⇒( アルミ板もハンドスピナーと同じ方向に動く)
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