首都圏ノンセクト・ラジカルの10年代を概観する③

ゆとり全共闘→全国学費奨学金問題対策委員会 (~2013年度)

　2013年、ゆとり全共闘の分裂後は全国奨学金問題対策委員会として活動することになる。2013年3月から日本学生支援機構に申し入れと抗議行動を行う。7月には文科省を通る「教育の機会均等を！デモ～学費・奨学金は問題だらけ～」デモやそれに伴う学習会を行う。山本太郎や雨宮処凜なども参加した。多くのメディアに取り上げられて、評価は高かった。主要メンバーが卒業したため、2014年5月に文科省に抗議をして以降は活動を休止した。1年ほどであった。また、2014年の秋頃から早稲田の学生を中心としたBABLが、奨学金以外にも扱う内容の幅を広げ、活動を行なっていた。DAも連帯した。