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おはようございます。 玻璃青丹です。 現在連載中の小説の「灰の境界線」についてですが、 十…
二人が向かったのは、スラム街の一歩手前にある公園だった。子供が遊ぶ遊具や水飲み場がある…
その後、ベルゼブブは料理をし、アルマ達に振る舞った。 「今度は、味というものを理解して…
廃墟都市の北に『ミモレット』という名の武器屋がある。そこでは、エクソシスト御用達の武器…
トルソはイライラしながら都市内を歩いていた。 先日の悪魔との戦いが、今も鮮明に記憶に…
天使と悪魔が帰って行った後、エルと一緒に食器を洗っていると、扉がノックされた。 アル…
日の光の届かぬ室内に、大量の蝋燭が灯されている。 壁は溶けた蝋がびっしりとこびりつき、所々に火が揺らめいている。 その怪しい光の中、部屋の中央に何かが突き出ている。まるで牙のような、角のような、とにかく尖った大きなものが、天井に向かって聳え立っていた。 それを囲うように、黒い衣服を纏った者達が立って、延々と呪文を囁いていた。 そこに、大きな足音がひとつ。皆が一斉に振り返れば、黒いフードに金の装飾を施された男が来た。 彼を見て、呪文を唱えていた者達は、頭を下げてその
アルマは結局、シトリー退治の為に西の孤児院に向かった。 西の孤児院と言えば、この都市…
アルマはどんよりした顔で、ソファに寝そべり、窓の外の明るさをひたすら眺めていた。 身…
現在、書いている「灰の境界線」のざっくりキャラクター紹介です。 シャーペンでざっくり描い…
朝、アルマはジーゴの酒場に向かった。 この酒場は夜通し営業しているため、常に開いてい…
目が覚めれば、廃教会の中で寝そべっていた。 慌てて身体を起こし、腹に触る。離れていた…
遥か昔、天の国にて神に背いた一団が、敗れ、地の底に堕ちて悪魔となった。 悪魔は、神の…
血の匂いの漂う荒野に、少女の泣き声が響き渡る。 辺り一面、屍で満たされていた――人間と、異形の者達の。 その中心で、泣き続ける少女を、また別の少女が青褪めた顔で抱いていた。 泣いているのは、獣のような耳に尻尾、鱗の肌を持った異形。それでも、金の柔らな髪から覗く顔は、あどけない。 彼女を抱いているのは、まだ若いが、この惨状の中でも己を保つだけの気概があった。 その気概を支えているのは、悲しみか、怒りか。 彼女の服は黒き衣――神に仕え、天使の加護を賜り、悪魔を払う、