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糸が繋ぐ縁

刺繍を始めた頃は、変なのばっかり縫ってると知り合いに面と向かって言われたりラジバンダリで、チクショー!いつか見てろ!と、昭和のドラマならば夕焼けに叫びたい日もありました。学ランの襟は高いの着て、男岩鬼みたく葉っぱ咥えて。
葉っぱ咥えたら叫べないですが。そのときは右手で一回葉っぱ持って。
すんごいどうでもいい説明。

縁という字には糸も入っていますが、刺繍を通して 話は通じるのにぶっ飛んでいる素敵な人、温かい人、優しい人、ノリの良い人、色んな縁があります。
話かけられない怖さのぶっ飛んでいる人ではないところがかなりありがたポイント高めです。

私は笑うことが好きで笑いを探してしまいがちで、その分コミュニケーションに神経が行き届かず、ぶっきらぼうで人を驚かせてしまう塩対応もやらかしてるとは思うんですが、皆さんのほわあ~っと優しい対応に、コミュニケーションを矯正するきっかけをいただいている気もします。
進歩しているかは怪しくとも。

ついさっきオーダーの告知をしたのですが、毎回丁寧で控え目かつコミュニケーションが明るい方からのご連絡をいただくので、つまり大人の方々で嫌な思いをしたことがありません。
一度も。
仕事だと・・・あなた様もありますでしょ。
カスタマーという立場を利用した強過ぎるハチャメチャ理論で突き進んで来る方に出くわしたことが。
それがないんですよね。

私がハチャメチャだからだったりして。
だとしたら悲しいことに気づいてしまった。
書くと気づいていないことが明確になるのもあって始めたnoteの副産物。

とにもかくにも、本人より刺繍は縁あって旅をしていますし、お会いしたことがない方に大切にされています。

今までの人生でセンスを誉められたことなんてあったかわかりませんが、刺繍の芸風は独特だと言われるので、独特を土台に より独特していきたいなと縁から教えて頂きました。

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