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プラモエッセイ

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プラモデルに関する雑記あれこれ。
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#キット

気になるカタカナ模型用語

今日は雑談です。 どうにもカタカナ語が苦手で…って方、多いと思います。 確かに最近のIT用語やビジネス用語でのカタカナ語の氾濫は、聞いててナニソレ?ってなりますよね。 そういうのは別にして、日常の言葉でも意識しないでシンプルに間違ってる方も多いです。 よくある感じだと ベットで寝る、バックにしまう、バットエンド、ホットドック みたいな。耳で覚えていてあんまり元の英単語を意識していないからだとは思います。 bed、bag、bad end、hotdog という元単語

新旧プラモデルキットの例

過去に2回ほど、プラモデルという長期間生産できて流通するという商品の特殊性とその問題点などについて記事にしました。 変遷が判りやすい例がありましたので、今回はタミヤのWebカタログから1/35ミリタリーミニチュアのドイツ歩兵を見てみましょう。 No.はシリーズの番号です。 (画像はタミヤのウェブカタログより引用しました) 1969年 No.2 ドイツ歩兵セット 【 初回発売月 】 1969年7月 直近(と言っても5年前ですが)の再販は2019年3月で税別500円。

プラモデル製品の特殊性の話

以前の記事にも書きましたが、いまやプラモデルはそこそこの歴史を持つホビーとして認知されています。 プラモデルというものは金型を作って維持していれば、あとはプラスティックを流し込めば大量に生産できる商品です。 なので、数十年前に開発された製品を今でも普通に生産していたりします。 特にスケールモデルは歴史があり、なおかつキャラクターモデルのような極端な流行り廃りがないので、なんと開発から50~60年を超えるようなものが普通に新品として店頭にあったりすることも珍しくありません

プラモ未完成症候群

ラスボス前症候群 ゲーマーの間では「ラスボス前症候群」といわれる症状を呈する方がそこそこいらっしゃるようです。 どういうことかというと、ゲーム(特にRPG)をプレイしていて、ゲーム最終盤に倒せばクリアになるようなラストのボス敵(ラスボス)の直前まで来るとゲームをやめてしまうというのです。 理由としてはいくつか考察されていて 1・楽しいことが終わっちゃうのがイヤ、世界観に浸っていたくて時間を止めてしまう。 2・完璧主義でいろんな寄り道要素やお宝などを取り切っていないのにエン