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【鍼灸院の集客】新患が30人も増えた「置きチラシ」のやり方とコツ

「置きチラシ」とは、鍼灸院のチラシをいろんなお店に置かせてもらい集客する方法です。

私は置きチラシで1年間に30人の新患を集めました。

やったことは、チラシを作って、置いてくれるお店を探しただけ。置いてしまえば自動で集客ができます。とはいっても、どうやってお店に置いてもらうか、どんなチラシを置いてもらえばいいか、私も最初は迷いました。
そこで、この記事では「置きチラシ」のやり方とコツをお伝えします。ぜひ、お試しください。

「置きチラシ」のやり方

1,チラシを準備する
「置きチラシ」は置かせてもらうもの。できるだけ邪魔にならないよう、場所をとらないようにすると置いてもらいやすいです。私は三つ折りでチラシを準備しました。

チラシは作るときから、三つ折りにしても伝わるようにできるといいですね。

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置き場所がないと断られないために、三つ折りだけでなく「チラシ立て」も準備しました。

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置かせてくれた店のほとんどがチラシ立てがあったほうがいいと言っていました。
使わなかった店でも、A4をそのまま置けたところはありません。どちらにしろ三つ折りが基本だと思っておいたほうがいいでしょう。

2,置いてくれる店を探す
置いてくれる店は、「知り合いの店」「患者さんの店」「元々チラシを置いている店」から探してみてください。置いてくれる確率が高かったところです。

知り合いや患者さんは私をすでに知ってくれているので、こころよく置かせてくれました。断られたのは1件だけ、夫婦で飲食店を経営している方。奥さんが患者さんで来てくれていたのですが、旦那さんが他の鍼灸院にかかっていて頼みづらいという理由でした。

元々チラシを置いている店というのは、入口やレジにチラシが置いてある店のこと。
私の地域では飲食店が多かったですね。よく家庭教師や塾、カラオケの割引券が置いてあります。置きチラシを知っていたので、交渉すれば半分くらいの店が置かせてくれました。

チラシの置いてある店を探すのに簡単な方法があります。先にチラシを置いている会社に、電話でどこの店にチラシを置いたか聞くことです。私のところにも置いていいからと伝えると喜んで教えてくれました。

3,チラシを置いてもらうようお願いする
お願いするときは「私は鍼灸院を経営している加藤と申します。入り口にチラシが置いてあったのですが、私のチラシも置いてもらえないかお願いに参りました」と伝えています。

だいたいは、店長さんか担当の方を紹介してもらい交渉が始まります。「もしよろしければ、御社のチラシやパンフレットを私の鍼灸院に置きますので、代わりに私のチラシも置かせてもらえませんか?」と伝えるとうまくいくことが多かったです。ただし、フランチャイズ店はほとんど無理でした。狙うなら個人でやっているお店を狙うといいでしょう。

ちなみに、私は全て無料でチラシを置いてもらいました。なかには、お金を払えば置いてくれるところもあったのですが、そこには置きませんでした。

「置きチラシ」のコツ

置きチラシで集客するにはコツがいります。置いてもらうだけでは集客につながりませんでした。

私が集客できるようになったコツは3つ、
①置きチラシのために専用チラシを作る
②店員さんに体験してもらう
③集客しやすい店に置く

①置きチラシのために専用チラシを作る
ご存じだと思いますが、鍼灸院のチラシには広告制限があります。しかし、置きチラシに限っては広告制限はありません。お店の中に置いてあり、見たい人が見るのであれば問題ないと保健所から回答をもらっています。

広告制限さえなければ、集客しやすくなります。「鍼灸で頭痛が楽になります」「私は10年間、腰痛を治してきました」なんて書いてもいいんです。置きチラシのメリットを存分に使い、集客してください。

②店員さんに体験してもらう
置きチラシをはじめた頃、知り合いや患者さんのお店からはチラシで集客できたのですが、そうでない店からはありませんでした。患者さんの店も、そうでない店も同じ飲食店なのに。ただひとつ違ったのは、私の鍼灸院を知らないことでした。そこで、チラシを置いていただく代わりに施術を無料で受けてもらうようにしました。そうすると、そのお店からもチラシで集客できるようになったんです。

お店にチラシが置いてあると、お客さんは店員さんに「最近、腰痛いんだけど、あのチラシのところいいの?」とか聞くわけです。そのときに店員さんに「僕、行きました。けっこういいですよ」と言ってもらうのと、「いや〜、僕も行ったことないんですよ」では集客の数が違ってあたりまえでした。

③集客しやすい店に置く
私は「飲食店」「美容室」「中古車屋」「服屋」「工場」などに置いてもらいました。そのなかで集客しやすかったのは「美容室」と「中古車屋」でした。

「美容室」はイメージが湧くと思います。よく会話をするお仕事ですし。多い時は月に5人も集客できました。

「中古車屋」は私には意外でした。ですが、今では置きチラシと相性がいいとさえ思っています。車屋さんは待ち時間が長いんです。整備を待っている時間、車の見積もりを待つ時間。でも車もないしどこにも行けません。そうすると、ヒマすぎて机にあるチラシに手が伸びてしまうもの。中古車屋さんはチラシを読んでもらえる場所でした。

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私が「置きチラシ」をはじめて4年。最初の1年で30人ほどの集客でしたが、全て合わせると100人どころではありません。置いてしまえば何もしなくていいし、本当にやってよかったと思っています。
ぜひ、お知り合いや患者さんでお店をやっている方から頼んでみてください。きっと集客できますから。


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