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2023-03 月記

旅行

今月も越後湯沢にスノボをしに行きました。

山が綺麗!
空が綺麗!
林が綺麗!

友人、ありがとう。

競プロ

今月の半分以上はTOYOTAの実課題コンに時間を捧げていました。面白かったし、楽しかったです。生活が破壊された感はありますが。

現状2万円はもらえるらしいです。やったぜ。TOYOTA様ありがとう。

あと、書いたサマリーが思ったより好評で嬉しかったです。ありがとうございます。

でも、これ大分長いですよね。最近は毎回記事を書いた後に長くなりすぎたと反省しています。(読んで下さっている方には本当に感謝です……)

書き始めた頃は、あまり長文を書くつもりはありませんでした。しかし、書いている内にあれも書きたいこれも書きたいとなって、結局いつも通りの長文になりました。

今回のコンテストでは、他の方のsummaryも色々読ませて頂いて、なるほどそういう視点もあるのかと非常に参考になりました。特に、とある方が書かれていた、荷物を置く候補点の列挙の枝刈りに関して、言われてみれば確かにそんなことが出来るのか、となりました。全く思いつかなかったです。

こういった視点を共有して頂けるのは本当にありがたいことです。


現在開催中のAHC019は、順位表から分かる情報なんですが、現状98,841,470点で、同じ得点の人が100人程いる状態です。まぁ、つまり……

問題の内容だけは把握しているので、皆さんの解法が楽しみです。


競プロとは少し関係のない話ですが、昨日からGitHubの有料プランを使えるようにしました。無料で。

これは学生特権です。もし私の同級生でこれを読んでる人がいたら、早めに恩恵を享受しては、とお勧めします。

画面の左下に、めっちゃ小さく「PRO」って書かれています

なんでそうしたかというと、GitHub Copilotが話題になっていて、それを使いたかったから、というのが理由です。

画面の右下に、めっちゃ小さくアイコンが描かれています

使ってみた感想なんですが、既にdeactivate状態になっていることからも推察される通り、「自分にとっては」微妙でした。(尤も、判断を下すには時期尚早なので、まだ使うつもりではあります)

めちゃくちゃ当たり前の事なんですが、

  • タイピングが律速になるプログラミング(ABC-Aとか)

  • 調査が律速になるプログラミング(正規表現を書きたいとか、他言語に書き換えたいとか)

  • 思考が律速になるプログラミング(自分が今やっているバイトとか)

の三つがあるとして、前者二つをする際にはめちゃくちゃ便利だと感じたのですが、最後の、自分自身の思考が律速になるようなプログラミングをする際には、提案されるコードも誤りが多く、大抵の場合ノイズです。自分でさえロジックが判然としていない関数の中身が、前後の文脈だけから推察出来たとしたら、それはもうAIではなく魔法な気がします。

ただ、最近のAIは私にとって、もはや魔法に見えるので、いつかこれも達成されるかも知れません。早くそうなって欲しいですね。

競プロではまだCopilotを使っていないので、来月頃には手のひらを返しているかも知れません。


追記 (3/31)

この記事を公開した後、触っていて気付いたのですが、エラーメッセージとかassertに書く警告文の生成に関しては非常に強いですね。流石LLM。

来月が来るより先に行われた、熱い手のひら返し。

本とか

今月は、とある本を読みました。Twitter上で鬱小説ランキングの1位となり話題になっていた、桜庭一樹さんの『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』です。

普段はもっと軽いやつか甘いやつばかり読んでいるのですが、つい気になってしまいました。同じランキングに『人間失格』、『こころ』、『変身』が入っていたので、それが主な理由です。

読んだ感想としては、正直に言えば、あまり好きな作品ではありませんでした。(無論、作品が悪いという訳では無くて、所謂"Not For Me"の意味です)

しかし、それでもなお、言葉にすら出来ないような感傷に溺れました。



以下、ネタバレ注意です。





この小説を読んでいて、最後まで腑に落ちなかった点が、何故海野藻屑は嵐が来る日(自分の命日)を一カ月前から予言できたのか、ということです。これの説明はない気がしました。読み落としているだけかも知れませんが。

命日であることの理由としては、噓から出た実というか、吐いた嘘が彼女の潜在意識に刷り込まれていて、という事かも知れません。

ただ、父の雅愛の異常性というか、その狂気を考えると、少し辻褄があいません。なにより大嵐は比喩ではなく、実際に起きています。

そうなると、最も合理的なのは、彼女が本当に人魚だったから、そのことを知っていたのではないか、ということになりそうです。
まぁ、かなり突飛ですが。

なぎさと友彦が物語終盤ですれ違った、「濃いピンク色をした霧のようなもの」が存在する世界ならば、そんなにおかしくもないかも知れません。

実際がどうなのかとか、その解釈に意味があるのかとか、そういったことはあまり考えたくないですが、ただ、そのくらいの自由が藻屑にあって欲しいと願いました。

最後に、「砂糖菓子の弾丸」という言葉は、なんとも儚くて悲しくて素敵な言葉ですね。少し時間を置いてからこの言葉を見ると、その受け取り方もまた少し変わります。





この小説を読んでから、ふと気になって『人間失格』を少し読み直しました。流石に記憶が薄れています。

読み直す中で気付いたのですが、主人公が「人間失格」したのは27歳頃でした。

いつの間にか27歳というのが、そんなに遠くない年齢になっていて驚きです。


全く別の話題ですが、音楽に関して、MAISONdesの『ダンス・ダンス・ダダ』という曲を何故か異常に気に入って、今月はずっとこればかり聴いていました。おかげで最近は一日中指パッチンを繰り返しています。

そろそろ指が摩耗しそう。


最近、記事が長くなりがちという話もしたので、この月記はこのくらいで終わりにします。

今日は私の愛犬のはる君の4歳の誕生日です。誕生日おめでとう。

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