福島県【只見の手毬(てんまり)】ちよの会- てまりのハレとケ
企画展 てまりのハレとケ
はれてまり工房は、ホテル雅叙園東京で<ハレ>の企画として「はれてまり工房in百段階段」を開催すると同時に、はれてまり工房では<ケ>の企画として「全国てまり作り手展」を開催します。
目黒・北千住の2会場で全国各地のてまりを紹介し、作り手の言葉を拾い集めながら、未来に連れていきたい愛おしい「てまり」の魅力に迫ります。
【只見の手毬(てんまり)】ちよの会
福島県会津地方、只見町に伝わる「てんまり」は、現在ダム(田子倉湖)で沈んだ集落の皆川ツギさんが母から受け継ぎゼンマイの綿を芯にして、独自のかがり方の模索を制作されました。
装飾品として神社に奉納したり子供の誕生やお祝いに贈られた縁起物です。特徴として帯がないことと、色鮮やかな中に地方独特の素朴さと綿の温かさを残し、現在復活し作っています。
ちよの会 出展作品
●製作者
ちよの会
●展示場所
はれてまり工房in百段階段
全国てまり作り手展
●製作者コメント
百段階段に出展した作品は、皆川ツギさんのてんまりを再現した作品です。
毬を制作するにあたってツギさんが残してくれた作品とツギさんが毬に対する思いとどんな気持ちで一針一針かがられたのかを思いながら今回の毬を制作しました。
当時の糸を求めるのは難しく、刺し子の糸を一本、一本ほぐしてかがり、より近い配色にする事にこだわりました。
ツギさんの手毬にどれだけ近づけられるか、残された手毬を参考に思いを込めてかがりました。
只見の手毬(てんまり)やちよの会についてもっと知りたい方へ
北千住・はれてまり工房で開催する「全国てまり作り手展」では、只見の手毬(てんまり)の作り方の詳細や、ちよの会のみなさまが手毬に込める思い等をご紹介します。
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