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#1 不妊治療の扉を開いて(タイミング・人工授精)

30代半ばに差し掛かろうとしています。まだ子どもはいません。
今までありがたいことに入院や大きな病気はしてこなかった。

―30歳だったあの時、わたしが不妊治療すると思っていなかった
―普通に妊娠して出産すると思っていた


通院して2年も経った。
この2年のことを気持ちそのままに書きたいと思う。
※過去の治療内容など記憶が曖昧なものもあります
※これを書き始めた現在も移植予定で通院しています

最初のもろもろ検査

半年ほど自分たちでタイミングをとってみたものの、陽性はなく
32歳だし早めに行ってもいいかと思い、口コミなどいろいろ調べて、意を決して初のレディースクリニックへ。
この時点では不妊治療クリニックは心理的にもハードルが高くて行かなかった。(産婦人科でも不妊治療しているところだったし、医療のサポートがあれば妊娠できると思ってたから)今思うと、最初から行ってもよかったと思う。不妊治療クリニックでも、検査、タイミング、人工授精などから始まると思われます。

行ってみると、「検査するので生理○日目に病院に来て」生理が何日くるかなんて、この週かなぁくらいしか予想できない。ですよね?心理的、身体的なんらかで数日前後する。私はフルタイムで働いていたので、仕事を急に休んだり時間給をとったりしないといけないのかと思った…。自分で行く日を決められない感じなのか。知らなかった。クライアントとのアポだって入ってるのに簡単に予定は調整できないよ…。
幸先不安…

・ホルモンの検査(採血)
いくつか検査しましたが異常なし

・卵管造営検査
初めて手術室に入った。怖!指先で心拍確認されながらやるのか、マジ!?
麻酔なし。いいイイイイっ って感じで耐えた。逃げたかった。笑
血が出たし。子宮つままれたんじゃないのか?確かそんなこと言われた。
手術室でなんか焦る先生たち、ひどい…。痛すぎて一生やりたくない。

終わった後ありえないくらいお腹が痛かった。検査結果は異常なし。よかったけど、痛みだけが心を重くする。

タイミング法

3、4回くらいやったかな。薬飲んで卵胞をエコーで確認。大きさで排卵日付近を明確にして、タイミングとる。卵胞の育ちが予想より遅いと、明日来て、あさって来て。当たり前のように言われる。え、仕事してるんですけど?は?って感じ。時間休とって、待ち時間に時間休だけどチャット返信して、残業して仕事をこなす。で、生理がきたら(=妊娠判定 陰性)受診の繰り返し。

人工授精①②

タイミング法でうまくいかなかった場合、次のステップへ進む。上記と同様に卵胞をエコーで確認して日程調整。この日となったら、その日の朝に夫に精子を用意してもらい病院に持っていく。いい状態の精子だけに調整するのに、30分くらい待つ。行っていた病院では、人工授精後、下半身裸のまま5分くらいやや宙づり?のような状態で待つ。お腹にタオルはかけてもらえるけど、お腹弱い私にはお腹壊しそうだったし、寒すぎて早く帰りたかった。

1回、卵胞が育たず、人工授精できずに終わったこともある。何日も通院してエコーしたのに意味なし。毎月生理きてたけど、排卵してない月があったことを知る。排卵しなくても生理はくるらしい。

人工授精③④⑤

同じやり方でいいのかわからず、体外受精も視野に入れて不妊専門クリニックへ転院。薬&注射(通院)で卵胞を育てる。こちらも、卵胞の育つ状況によって、明日来て、あさって来て。それはどこも同じ。連日打つ筋肉注射いたいーーーー涙。こっちの病院では人工授精したらすぐに着替えられた。

結果は全て陰性。薬や先生の力も借りているのに全く結果が出ない。遂に、自分はやると思っていなかった体外受精に進む。私なんか欠陥なんか…なにも検査引っかかってないのに…つらい。自己注射怖すぎる。痛いの嫌だ。無理…。

まぁ、、、やります。体外受精進んで妊娠してる人も多そうだし(Xとかブログとか見てての感覚値。本当かは不明)期待もあった。
ここまでで1年経っていた。

つづく

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