いつも笑顔で腹いっぱい

いい言葉はいい言葉を引き寄せる
そんな気づきを得た話です。

店主として活動する
梅酒BAR SOUL COMPANYでの
とある親子との話をこれからお伝えしますね。

梅酒BAR SOUL COMPANYが
タカトシランドに紹介されて
1年以上の月日が流れました。

有難いことにその事で
1組の素敵な親子に出会うことができました。

ありがとうございますm(_ _)m

昨日の営業中に
2人の親子が来店されました

来店の時は親子とわからなかったけど
実は2時間後に知ることになるのです。

スタッフのタスクくんが接客して、
親子は楽しく梅酒と会話を楽しんでいました。

時が流れ、2時間後…。

親子からお会計をお願いされ、
スタッフのタスクくんが
お会計の準備をしていると

カウンターに立つ僕に向かって
親子のお父さんが話しかけてくれました。

お父さん
「タカトシランド」
みてずっと気になっていてきました

井原
「そうでしたかありがとうございます」

お父さん
「タカトシランドの反響はどうでしたか??」

井原
「色々な方に見たよとメッセージ来ましたが、
北海道から時短営業の要請がきて
ピタリと止まったことを覚えてます。」

お父さん
「そうでしたかー大変でしたねー
書家さんの方はどうですか??」

井原
「そちらも覚えてくれたんですね、ありがとうございます。お陰様で、インスタグラムで見てくれるが増えました」

そう伝えると

壁にある笑顔の文字を見て

お父さん
「この笑顔の言葉いいですもんね……」

そして、少し間が空き

お父さんは、話始めました。

お父さん
「実は10年ほど前に奥さんと離婚して、育ち盛りの息子3人がいたんですが、俺が3人の息子を1人で育てる、そう決めたんですよ」

井原
「男手で1人で3人って凄いですね」

お父さん
「男だから細かなことはできないし、子育てにひとつのテーマを決めたんです」

井原
「テーマ?」

お父さん
「そう、テーマです」

お父さん
「そのテーマの言葉が…」

お父さん
「いつも笑顔でお腹いっぱい」

井原 & タスク
「いいテーマ」

お父さん
「ちゃんとはできないけれど、お腹いっぱいにはしてあげよう、そして笑顔を大切にしよう」

井原
「本当にいい言葉です」

お父さん
「そんな息子達もお陰様で大きくなり、今日三男と初めてお酒をこのお店で一緒に飲ませてもらいました。」

井原
「そんな大切な時に選んで頂きありがとうございます」

お父さん
「タカトシランドを見た時にこのお店に笑顔の言葉が沢山あり、心惹かれたのでいつか来ようと思ってました、三男が一人暮らしをこれからするので、このタイミングで飲みに来たわけです」

帰るところでの会話だったので
僕もタスクくんも
こんないい話が聞けるとは思ってはおらず
素敵なエピソードに

感謝を伝えたい、

素敵な言葉は残したい

そんな想いで

井原
「帰るところでしたが少しお時間頂けますか?」

そう尋ねると

お父さん
「あとは帰るだけなので大丈夫ですよ」

と笑顔で返してくれたので

お父さんが大切にしてきた言葉を
慶書で書かせて頂きました

その出来上がった書をお渡しすると

お父さん
「これは嬉しいわ」

涙が込み上げてきていたけれど
息子の前では泣かない

そんな想いで涙を耐えながら

お父さん
「これは我が家の家宝になります」

その言葉を聞いて
三男
「父さん家宝って知ってるの??」

父さん
「もちろん知ってるさ」

三男
「じゃあ、いつか俺が受け継ぐの??」

父さん
「お前にはやらん、俺の宝物にする」

三男
「えーそうなの」

父さん
「お前はお前の大切な言葉を見つけろ」

そう、自慢げにお父さんは話すのでした。

お前はお前で自分の大切な言葉を見つけろ

言葉は強い分、優しい声で伝えたその言葉もいいなーって思いました。

3人の息子を想い
考えて見つけた言葉

いつも笑顔でお腹いっぱい

今は、3人とも成長して
そんなに食えないと言うので

今は、
いつも笑顔で腹八分目

に変わりましたわと

最後に笑顔で話してくれました。

お店にある笑顔の言葉と

お父さんが大切にしている言葉とリンクして

素敵な親子に出会えました。

良い言葉には良い言葉を呼び寄せる

最近感じることです。

改めて、日々の言葉を大切にしようと

その親子から学ばせて頂きました。

お父さんの言葉を慶書にしました
お父さんが気に入ってくれた笑顔の書

この話をスタエフで声で残してみました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?