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とにかくCO2削減!

とにかCO2削減が迫られてくる。

先日もお話ししたIPCCは、「人間の影響が、大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない」と発表した。

我が国における、大雨、台風による甚大な被害、洪水や河川の氾濫が子どもの頃よりも頻繁に発生しているのも、人間がもたらしたことなのだと。

そして、将来ありうる気候 として、

1 世界平均気温は、本報告書で考慮した全ての排出シナリオにおいて、少なくとも今世 紀半ばまでは上昇を続ける。向こう数十年の間に二酸化炭素及びその他の温室効果ガスの排 出が大幅に減少しない限り、21 世紀中に、地球温暖化は 1.5℃及び 2℃を超える。
2 気候システムの多くの変化は、地球温暖化の進行に直接関係して拡大する。この気候 システムの変化には、極端な高温、海洋熱波、大雨、いくつかの地域における農業及び生態 学的干ばつの頻度と強度、強い熱帯低気圧の割合、並びに北極域の海氷、積雪及び永久凍土 の縮小を含む。
3 継続する地球温暖化は、世界全体の水循環を、その変動性、世界的なモンスーンに伴う降水量、降水及び乾燥現象の厳しさを含め、更に強めると予測される。
4 二酸化炭素(CO2)排出が増加するシナリオにおいては、海洋と陸域の炭素吸収源が大気中の CO2蓄積を減速させる効果は小さくなると予測される。
5 過去及び将来の温室効果ガスの排出に起因する多くの変化、特に海洋、氷床及び世界 海面水位における変化は、百年から千年の時間スケールで不可逆的である。

と報告された。

出典 : 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第 6 次評価報告書
第 1 作業部会報告書(自然科学的根拠)
政策決定者向け要約(SPM)の概要(ヘッドライン・ステートメント)


これを読めばかなり厳しい内容だとおわかりいただけるだろう。それだけもう「待ったなし」の状況なのだ。

この報告から、私たちが一刻も早くしなければいけないこと。それはいかにCO2排出削減を実行に移していくかなのだ。それに向かって世界は動いてくるし、日本もうごかざるをえない。
我が社は中小企業だから・・・などとは言ってられなくなる。
CO2排出量が各社厳密に精査され、いずれ炭素税ものしかかってくるだろう。
その時にあわてないように、今のうちに、ビルの屋上や向上の屋根にソーラーパネルを設置したり、CO2を吸収する森林管理をしたり、社員の皆さんのテレワークを確固たるものにして社内のCO2排出を確実に削減するプラン策定しませんか。
2030年までに2013年比で46%の削減を各企業でも実践していかねばなりません。もうレジ袋を断ったり、プラゴミを削減したりとかの消極的な対策ではなく、個々の積極的な対策をしていかねければならない。

#SDGs

#中小企業のSDGs

#温暖化対策

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