ろく:「小さな手」と「大きな手」
息子は、寝るときに、必ず私の肘をつまみながら寝るのがクセだ。
そんな手を見て今日は、「小さな手」と「大きな手」をテーマに書きたいと思う。
0歳の息子の手、私の親指ほどのとても小さい手。ただ、ぎゅっと握る力はあるようだ。
握りつぶさないように、とてもとても優しく触らないといけない。にっこりする。
1歳の息子の手。まだまだ「小さな手」。
親指より少し大きくなった。哺乳瓶が大きく見える。ただただ、必死に捕まえる。
2歳の息子の手。まだまだ「小さな手」。スプーンとフォークが握れる。上手に使える。にっこりする。
3歳の息子の手。まだ「小さな手」。色んな道具が使える。握る力も強くなった。なにより、クレヨンで絵を描いている。にっこりする。
4歳の息子の手。まだ「小さな手」。歯ブラシを使って自分で磨ける。仕上げはお父さん?お母さんだった~。
5歳の息子の手。私の手の平くらいになったけど「小さな手」。靴下を履いて、靴を自分ではける。細かなこともできるようになった。すごいことだ。
6歳の息子の手。まだ手のひらサイズの「小さな手」。鉛筆を持ってひらがな書ける。一年生になるお勉強ができるようになっていた。すごいです。
7歳の息子の手。まだ「小さな手」。一年生になって、えんぴつ、消しゴム、字を書く、計算する、給食を入れる、お掃除する、図工をする…
7歳の息子の手は、私の「大きな手」に、すっぽり入る「小さな手」だけど、一年、一年年が過ぎることに、「できる手」になっていっている。
いまだに、寝るときは、肘をニギニギしながら寝る。
手を繋いで寝る。「小さな手」を「大きな手」ですっぽり。にっこりする。
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