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家計簿の趣味的側面
皆さんは家計簿、つけてますか?
本屋にはいろいろな家計簿が売っていたり、ネットでもテンプレートが売っていたりしますね。
家計簿のつけ方は本当に千差万別で、細かく⇔おおざっぱ、複雑⇔シンプル、紙⇔データなど……要素が多いからこそ自分に合うやり方を選べますね。
かくいう僕は職業柄、会計ソフトでつけていますが……。
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最近思うのですが、お金の勉強系の話題の中で「支出を把握するため、必ず家計簿をつけましょう!」という論点がほぼ必ず出てきますよね。
まあたしかに、そうしないと支出を把握することはできないし、把握した支出を基に予算を立てることもできないし、立てた予算を基に実績と比較することもできないし、予算vs実績比較から改善点を洗い出すこともできません。
すべての作業のスタート地点にあたるのですね、家計簿は。
しかしながら、こうして「家計簿をつけましょう!」ということを呼び掛けているということは、それだけ家計簿をつけている人が少ないということです。
なぜなら、「毎日必ず寝ましょう!」なんて当たり前のことが発信されていないように、当たり前で浸透していることは論点にならないからです。
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話は変わりますが、人間にはそれぞれ好きなことがありますよね。
料理が好き、絵を描くことが好き、走るのが好き、などなど。
僕はその中に、管理することが好き、というものがあると思うんです。
職業柄、いろいろな方とお話しする機会があるのですが、本当にいろいろな方がいらっしゃいます。その中でお金関係の話をすることが多く、もっと言えば組織運営の話をすることも多いです。
このとき、明らかに「細かい管理が好き」な人が一定数いらっしゃいます。
僕は基本面倒くさがりですので、面倒なことは極力減らしたいと考えています。そんな僕から見ると「よくこんな細かいことをやれるな」という方がいらっしゃるのです(悪い意味ではなく、感心するということです)。
そういう方はきっと、家計簿をつけているのでしょう。
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人間にはそれぞれ、好きなことと嫌いなことがありますので、管理が苦手な人はそれが好きな人に任せればいいのです。
ただ、それはビジネスの場だからこそできることで、周りにいろいろな人がいなければ、そもそも他人に任せることはできません。
そこが家計簿の難しいところで、自分の家計簿をつけるとき、自分がそれを好きでない場合は詰んでしまうんですよね(プライベートな内容を他人に任せようという人は少ないと思いますので)。
つまり、家計簿をつけることが嫌いな人が多いので、「簡単な」家計簿や「ラクラクな」家計簿が世にあふれているということですね。
ということで、僕は家計簿をつけることは趣味に近いと考えています。家計簿をつけているから偉いわけではなく、単に好きでやっているということですね。
別に、家計簿をつけていなくても生きていければいいわけですから。
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