鈴木喜之

主にミュージシャンのインタビューを掲載して、音楽好きな人たちに独自の情報を届けたいと考…

鈴木喜之

主にミュージシャンのインタビューを掲載して、音楽好きな人たちに独自の情報を届けたいと考えています。

最近の記事

  • 固定された記事

CONTENTS

●インタビュー A:
 アラン・ヨハネス インタビュー アレッサンドロ・コルティーニ(ソノイオ/ナイン・インチ・ネイルズ)インタビュー B: ベン・ワインマン(ザ・ディリンジャー・エスケイプ・プラン)インタビュー C: クリス・コーネル インタビュー カリィ・シミングトン インタビュー D: 
デイヴ・グロール(フー・ファイターズ)インタビュー ディアントニ・パークス(ザ・マーズ・ヴォルタ/ボスニアン・レインボーズ/ウィー・アー・ダーク・エンジェルズetc...

    • マーク・ラネガン インタビュー

      2022年2月22日、マーク・ラネガンが亡くなりました。 7作目のアルバム『Blues Funeral』が2012年にリリースされたとき行なったインタビューを、フルテキストで以下に再掲します。 もう一度、あの歌声を生で聴きたかった…… R.I.P. つまるところ、俺の書く曲は、俺の人生の真似事にすぎない、ということか(苦笑) ――今はどちらにいるんですか。 「ベルギーのブリュッセルからアントワープへ車で移動中だ」 ――プロモーション・ツアーですか? 「あぁ、そうだ」

      • オマー・ロドリゲス・ロペス インタビュー

        2017年9月に、再結成アット・ザ・ドライヴ・インとしての来日公演が行なわれた時に行なわれたインタビュー。常に先へ先へと進み続けることしか考えていないはずだった天然の天才が、どうして急に過去を振り返るような行動に同調できたのかを、いつものオマーらしく少しも悪びれずに語っている。 2021年3月には、ザ・マーズ・ヴォルタとして発表した全アルバムに未発表音源を加えたアナログ盤ボックスセットのリリースがアナウンスされたが、このプロジェクトに関しても、自らが築き上げたキャリアを有効に

        有料
        100
        • ジェラルド・キャセール(DEVO)インタビュー

          2010年、DEVOはニュー・アルバム『サムシング・フォー・エヴリバディ』をリリース。グレッグ・カースティンをメインのプロデューサーに迎えた20年ぶりの新作は、彼らの力が少しも衰えていないことを示す好作品だった。あれからいつの間にか、もう10年以上が過ぎている。当時、マーク・マザーズボーとともにバンドの中核をなす人物であるジェリー・キャセールと行なったインタビューを、ここにフルテキストで再掲してみたい。 我々は人の話を聞くのが嫌いじゃない ---インタビューできて光栄です

        • 固定された記事

          おとぼけビ〜バ〜 を称賛する海外アーティストのコメント集(随時更新)

          ドン・レッツ(映画監督/ビッグ・オーディオ・ダイナマイト) 「The Rebel Dread is your number one fan - respect!」 インスタグラムでは、時折おとぼけビ〜バ〜の画像を投稿。 その1 その2 その3 ツイッターでも、関連ツイートにいいねしまくっている。 これまで数回にわたりロンドンでのライヴに足を運び、さらにBBCセッションの収録現場にも立ち合い、自宅にメンバーを招待した。 マック・マッコーン(スーパーチャンク) 「Wow, @o

          おとぼけビ〜バ〜 を称賛する海外アーティストのコメント集(随時更新)

          カリィ・シミングトン インタビュー

          このドラマーのプレイを初めて見たのは、2009年のカーシヴ来日公演だった。前任のマット・コンプトン(ex.エンジンダウン)も強力なドラマーだったので、交代のニュースを聞いた当初は少し不安に感じたことを覚えている。しかし、生で体感したカリィ・シミングトンのプレイは、タイプは違えど、これまた素晴らしいものだった。その後2013年にオッカーヴィル・リヴァーが日本に来た時、誰がドラマーか知らないままライヴを見始めたのだが、演奏開始前の慣らし叩き一発で「あ、カリィだ」と気づいてしまった

          カリィ・シミングトン インタビュー

          アラン・ヨハネス インタビュー

          多くのミュージシャンが天才と認めるアラン・ヨハネスのことを、みなさんはどのように知っただろうか。初期レッド・ホット・チリ・ペッパーズと因縁深く、妻のナターシャ・シュナイダーと優良オルタナティヴ・ロック・バンドのイレヴンとして活動し、そのまま夫婦でクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジに参加したり、クリス・コーネルの傑作ファースト・ソロ『ユーフォリア・モウニング』を共同制作したり。はたまた、ゼム・クルーキッド・ヴァルチャーズやPJハーヴェイのツアーで堅実なサポート・メンバーを務

          アラン・ヨハネス インタビュー

          インタビューの御依頼はこちらへ

          「自分の好きなアーティストは、どういうわけか(国内で)インタビュー記事を全く見かけない!」という不満をお持ちの方、ここでリクエストしてみませんか。もちろん、誰でも彼でもすぐにできるというわけではないですし、色々とハードルはありますが、万が一うまいこといったら実現できるかもしれません。 こちらの得意そうなジャンルについては、過去の記事などからなんとなくイメージしていただければと思います。まあ、ざっくりと「ロック・ミュージック」でしょうかね。もし、いけそうだったら制作費に関してご

          インタビューの御依頼はこちらへ

          JGサールウェル(フィータス) インタビュー

          フィータスことJGサールウェルは、故郷メルボルンからロンドンを経てニューヨークに辿り着き、その間、ニック・ケイヴ、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン、マット・ジョンソン(ザ・ザ)、マーク・アーモンド、コイル、リディア・ランチ、ソニック・ユース、ジョン・スペンサー、メルヴィンズなど数多くのアーティストと交流を持ちながら、アンダーグラウンド・シーンで独自の存在感と影響力を示してきた。完全に「我が道を行く」タイプであり、様々な名義を使い分け、特定のシーンに属さず、近年は映画やテ

          有料
          200

          JGサールウェル(フィータス) インタビュー

          マリリン・マンソン インタビュー

          2020年9月11日に、アルバム『ウィー・アー・ケイオス』が発表されるのを記念して、前作『ヘヴン・アップサイド・ダウン』リリース時にとったインタビュー(の一部)をアップしてみます。ステージ上の事故で足に大怪我を負い、手術後の療養中に行なわれた取材でした。 楽しいからと言って、曲の激しさが削がれるわけでは決してないんだ。怒りの感情を吐き出すことで楽しくなれるという面もあるわけだからね ---まずは、先日のステージで負った怪我についてお見舞い申し上げます。 「うん」 --

          マリリン・マンソン インタビュー

          リチャード・バトラー(ザ・サイケデリック・ファーズ)インタビュー

          80年代には、「シスター・ヨーロッパ」、「プリティ・イン・ピンク」、「ラヴ・マイ・ウェイ」、「ヘヴン」、「ハートビート」など数多くの名曲を生み出し、世界的ヒットも記録したサイケデリック・ファーズ。90年代には活動を停止するが、2000年代に入って復活を果たし、それから20年をかけて遂にニュー・アルバム『Made of Rain』を完成させた。 もともと大好きなバンドだったし、いい機会だと思ったので、実は90年代に登場してきたUSオルタナティヴ・ロック・バンドに少なからぬ影響を

          有料
          100

          リチャード・バトラー(ザ・サイケデリック・ファーズ)イ…

          ジョッシュ・フリーズ インタビュー

          ※有料設定の記事ですが、最後の質問以外はすべて公開してあります。つまり、ほとんど読むことができますので、どうぞお気軽にお楽しみください。  これまで、上手いドラマー/凄いドラマーはたくさん見てきたが、プレイを見ていて背筋がゾクゾクするほどの感動を覚えた経験とまでなると決して数多くはない。そして、そんな瞬間を味あわせてくれたうちの1人が、スーパー・セッション・ドラマーのジョッシュ・フリーズだった。 そんなジョッシュが、2019年10月に来日したスティングのバック・バンドでドラ

          有料
          100

          ジョッシュ・フリーズ インタビュー

          ジム・ワード(スパルタ)インタビュー

           ファンには説明不用のことだと思うが、今から20年ほど前、衝撃的な日本デビューを果たしながら、あっけなく解散してしまったアット・ザ・ドライヴ・インは、そのまま二組のバンドに分裂した。ひとつ目はマーズ・ヴォルタ、もうひとつがスパルタだ。やがて時は流れ、スパルタは3枚のアルバムをリリース後、2008年に活動休止。その頃から、アット・ザ・ドライヴ・イン再結成の話が動き出し、2012年になって正式に実現する。この時は、とある事情からあまりうまくいかないままフジロックを含む数回のフェス

          有料
          200

          ジム・ワード(スパルタ)インタビュー

          ドーターズ 『ユー・ウォーント・ゲット・ワット・ユー・ウォント』

          ※2018年10月にリリースされたドーターズの復活作は、各メディアから絶賛の嵐を浴びた。その国内盤用にライナーノーツを書かせてもらったものの、たいへん残念なことに、それはついぞリリースされず未発売のままになっている。あれから1年以上が経過したため、もうこちらの勝手にさせてもらってもいいだろうと判断し、今更ながら公開することにした。この強烈なバンドについて未だよく知らない人が、1人でも多く聴いてみようと感じてくれますように。  今から10年以上前のこと。2007年の2月に、ド

          ドーターズ 『ユー・ウォーント・ゲット・ワット・ユー・ウォント』

          ジョージ・クラーク(デフヘヴン)インタビュー

          2016年、フジロック出演の決定を受け、その時点での最新アルバム『New Bermuda』が日本盤としてもリリースされることになったタイミングで行なわれた、メール・インタビューです。その後『Ordinary Corrupt Human Love』を発表し、2019年に来日を果たした際に実現したケリー・マッコイ(G)との対面インタビューと合わせ、あらためて読んでみてもらってもいいかもと思い、再掲してみました。  これまでにデフヘヴンは、2012年11月と2014年5月の、2度

          ジョージ・クラーク(デフヘヴン)インタビュー

          サウンドガーデン インタビュー

          2012年11月13日にリリースされたサウンドガーデンの再結成アルバム『キング・アニマル』について、メンバーのクリス・コーネルとベン・シェパードが語ってくれたインタビューを、以下に再掲します。 再結成サウンドガーデン、16年ぶりの新作『キング・アニマル』で堂々たる帰還! 完璧な復活アルバムが出来上がった背景を探る。  ニルヴァーナやパール・ジャムと並ぶシアトル・グランジの代表格として90年代のオルタナティヴ・ムーヴメントを担ったサウンドガーデン。1997年に解散するも3年

          サウンドガーデン インタビュー