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09.Deer Dance

これは昔、折り紙で作っていた自作のパズルを
ちゃんとイラレで作り直した物だが、飾りとしての側面が大きい。
意外と難しい。

ディアダンスという名前についてよく聞かれるが、これについては
まず解き方を見て欲しい。一つ一つ折っていくのでは上手くいかず、
四つの角を同じ動きで、まるで輪になって踊っているように
同時に畳んでいかなければならない。
というのはさておき、DeerDanceは好きな曲の名前から取っている。

キャプションに書いた通り、江戸時代には畳代わり絵という物が
流行っていたらしい。この時代の遊び絵は面白い物が多く、
アルチンボルドの絵画に通ずるような「寄せ絵」や、
サム・ロイドのロバのパズルにも似た「五頭十体図」など
どれも遊び心やクールなひらめきに満ちている。
どんな仕事でもそういう部分を大切にしていきたい。

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